ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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通りには楽団を引き連れたこんな車も。クリシュナのハリボテ

通りには楽団を引き連れたこんな車も。クリシュナのハリボテ

叙事詩『マハーバーラタ』に主要人物の一人として登場するクリシュナ神のお誕生日はネパールの祝日。お祝いの儀式に参加しました。


子どもたちをクリシュナに見立てて仮装させています

子どもたちをクリシュナに見立てて仮装させています

バジャンとよばれる楽隊に合わせみんなでクリシュナ神の賛美歌を歌います。
「クリシュナ~♪ゴビンダ~ゴビンダ~♪ゴパラ~♪」とクリシュナの別名を手拍子とともに連呼。
年配の方が多かったのですが、このような歌が体に染み付いているのか、みなさん自然に口から出てくるようです。


バジャンのグループ

バジャンのグループ

お祈りの儀式では、数種類の香木やお香を焚いて、サンスクリット語の真言を唱えつつ、ナッツ類を混ぜた粉末のお香と、ギウ(ギーとも呼ばれるバターの一種)、リンゴやバナナ、甘いお菓子、お花、ココナッツの実の中にギウを流し入れ、赤い糸で封じたものを火の中に投じていきます。


室内は煙がもうもうと立ち込め、甘い香りが鼻腔を掠めます。この不思議な儀式に深い意味を理解せずに真顔で参加する自分が可笑しくもありましたが、されるがままに左手首に赤い糸を5周巻きつけ、額には祝福の赤いティカを授けていただきました。
何かものすごい浄化や開運効果とかあるんでは?などと期待してしまいますね。




〆は「AUM SHANTI」三唱。
なかなか興味深いお祝いの儀式でございました。

ところでクリシュナ神は今年で何歳になったのでしょうかね???


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