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松下未来 (まつした にこ)

職業…編集ライター
居住都市…シンガポール

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青いラベルに金色のトラがトレードマーク

青いラベルに金色のトラがトレードマーク

一年中常夏のシンガポールは、一年を通してビールがおいしくいただけます。じんわりと汗ばむなか、キンキンに冷えたビールを飲みながら、味の濃い多国籍料理をほおばるのはまさに至福。そんな時、味の分かる地元の人に選ばれているビールが「タイガー」です。
ヨーロッパの伝統的な製法を守った王道のラガービールは、ほどよい苦味とすっきりとした喉ごしが特徴です。
4年連続でモンドセレクション賞を受賞するなど、これまで数々の栄誉ある賞に輝いてきました。1931年の製造以来、東南アジアを中心に普及してきましたが、現在ではアメリカの大手酒造メーカーとの提携により、欧米でも人気を博しています。


タイガービール工場

タイガービール工場

タイガー・ビールの製造工場を見学しました。シンガポール人のアテンドが詳しく説明をしてくれます。

まずは歴代のボトルと、受賞記念のトロフィーやメダルが並ぶ展示ブース。そして麦芽の芳醇な香りが漂う醸造場、厳選素材を実際に手にとって見るブースなどを回ります。そして、世界市場に安定供給を叶えた製造システムを紹介するビデオ鑑賞や、「おいしいビールの注ぎ方」のデモンストレーションを経て、お待ちかねの45分飲み放題の試飲タイムです。
工場内は品質管理のため温度が高く、見学中は汗がじっとり……その後、クーラーのきいたバーで飲む生ビールの味はまた格別です。
こちらの工場は、日系の旅行会社も見学ツアーを組んでおり、日本からの団体客も多く訪れるそうです。


ビールに氷を入れる独特の飲み方

ビールに氷を入れる独特の飲み方

地元の屋台でビールを頼むと、冷えていない瓶ビールと氷が入ったジョッキを渡されます。
常温のビール、しかも氷を入れて飲むなんて・・・信じられナイ!そう思われる方もいることでしょう。しかし、タイガー特有のしっかりした苦みとコクは、氷である程度薄まってもちゃんと舌に残るそうです。
この飲み方が癖になり、家でもこのスタイルで飲む人もいるほどです。

 新春の時期、冷蔵庫にご馳走がぎっしりで余分なスペースがない……そんな時には、氷で飲む南国発のビールを、仲間とワイワイ試してみてはいかがでしょう。




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