この数カ月間、セブンイレブンで買い物をするたびに、お釣りと一緒に「スタンプ」が渡されていました。
このスタンプ、一枚ごとに可愛らしい絵が描かれています。モチーフはいずれもタイを象徴する物ばかり。象やお寺、海の生物に南国フルーツ、犬やペンギンなどなど、その種類は相当なもので、私が持っているだけでも50種類くらいありそうです。

可愛いだけではありません。このスタンプは「お金」としても使えるのです。１枚が１バーツ（約2,5円）の価値を持ち、使用できるのはセブンイレブンのみですが、1バーツ以下の金額に対してはちゃんとお釣りまでくれます。現金と全く同じ扱いなんです。
また、枚数に応じて景品に交換することもできます。
数カ月続いたこのスタンプサービスも、今月中旬には終了となります。

このサービス、実は毎年恒例となっており、今年で13年目を迎えます。これまではドラえもんやディズニーなどの人気キャラクターも登場したようですが、今年は昨年末の大洪水からの復興の意味も込め、タイ国内７７県の特産品をデザイン化したそうです。
ひとつひとつ描かれた絵を見ていると、この国の豊かな実りと生命の多さを感じます。スタンプサービスを始める前と後では、売り上げもずい分変わるそうです。

さて、セブンイレブンを良く利用している私の手元には、ずい分たくさんのスタンプがたまっているのですが、キャッシュ代わりに使おうか、景品に交換しようか、はたまた記念に取っておこうか、時効間際の今、迷いに迷っています。

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