ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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SAARC南アジア地域協力連合首脳会議という国際的なビッグイベントを今月下旬に控えているネパール。8カ国の首脳がやってくるとあり、これを機にカトマンズの街は大慌てで道路整備、街の美化に取り組んでいます。


シンハダルバール正面ゲートに足場を組んで作業中。

シンハダルバール正面ゲートに足場を組んで作業中。

なかなか進んでいなかった道路拡張工事もこれに間に合わせようと必死に深夜作業を行っています。市内の主要道路にはソーラーライトがずらっと設置されました。歩道の塀もペンキで塗られ、道の端のゴミや砂埃も掃除され、いつになく小奇麗に。街路樹の剪定や花壇も整えられつつあります。


ソーラー街路灯は中国からの寄付

ソーラー街路灯は中国からの寄付

会議のメイン会場となる古ぼけたシティーホールの改装はほぼ完了。ネパールの国会議事堂シンハダルバールの正面ゲートのレリーフの作り変え、塗装が行われていました。市内中心部のジャングル状態の公園も、開園後初めて大規模に整備されはじめました。SAARCサミット後には有料制の公園として再開園することになっています。

会議期間は警備の強化、交通規制され、学校や会社も臨時休暇となる可能性があります。路上商売の人々、バスターミナルの商店も休業、撤去を求められているそうです。


こちらの道はオフロード状態でガタガタ。。。間に合うのか?

こちらの道はオフロード状態でガタガタ。。。間に合うのか?

庶民にとっては不便な生活となりそうですが、インド首相来訪の時もそうだったように、VIPが来る度に街がアップグレードされていくので、市民は多少の不便があれど歓迎しています。

これだけのことが短期間でできるのならば、VIPに見せるためでなく、当地の人々が暮らしやすくなることを目的に、普段から着々と進めておけば慌てず余裕を持って対応できるのに…と思うのでした。



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