ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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サンパウロ市内の東洋人街リベルダーデ地区にある「Bentoya弁当屋」(手前の店舗)

サンパウロ市内の東洋人街リベルダーデ地区にある「Bentoya弁当屋」(手前の店舗)

 2年ほど前、サンパウロ市内の東洋人街リベルダーデ地区の一角に「Bentoya弁当屋」がオープンしました。

 サンパウロでは東洋食品を販売する店に弁当が販売されており、他にも注文制でお弁当を配送してくれるところがあります。そんな中で「Bentoya弁当屋」は、店舗を構えてお弁当を販売しているという点ではブラジルでも珍しい存在です。


「Bentoya弁当屋」のオーナー、小堀浩史さん(右)

「Bentoya弁当屋」のオーナー、小堀浩史さん(右)

 「Bentoya弁当屋」のオーナーであるブラジル生まれの小堀浩史さんは、かつて日本で働いていた時に『ほかほか弁当』を知り、「ブラジルでも同じ店がほしい!」と思うようになったと言います。

 ブラジルに帰国後、早速、夢を実現することに着手し、「Bentoya弁当屋」をオープンすることになりました。


「Bentoya弁当屋」の空揚げ弁当

「Bentoya弁当屋」の空揚げ弁当

 「Bentoya弁当屋」に入ると、日本の弁当屋と同じにおいが漂い、思わず食欲をそそられます。購入した弁当を食べられるカウンター席も設けられています。

 メニューは日本語とポルトガル語で表記されています。空揚げ弁当、しょうが焼き弁当、とんかつ弁当、鮭弁当、焼き魚弁当、麻婆豆腐弁当、マーボーナス弁当、焼き飯、焼きそば、味噌汁など、日本のお弁当と変わりありません。

 お客さんからはおいしいと評判で、リピーターが多くいます。価格は平均15レアル(約700円)。この値段は今の庶民のブラジル食の定食とほぼ同じです。

 昼食時に「Bentoya弁当屋」の前を通りかかったら、日本の味が懐かしい人なら思わず立ち寄ってしまう魅力的なお弁当屋さんです。


「Bentoya弁当屋」のメニュー

「Bentoya弁当屋」のメニュー


「Bentoya弁当屋」の入り口

「Bentoya弁当屋」の入り口


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  • 3 コメント

3 - Comments

かなやより:

2014 年 02 月 21 日 14:16:34

弁当と聞いてふと思いましたが、わが職場では昼食時の出前がすっかり減り、弁当を持参する人が多数派となりました。

oouraより:

2014 年 02 月 22 日 08:20:22

〉かなやさま
 ブラジルでも弁当を持参する人は結構見られますが、ブラジル食は冷えたのはちょっと今一だし、日本の肥えた舌にも乗り気はしないものです。だからといって日本食材はサンパウロでも高くつくので、手間もかかる事を考えると、結局日本のような料理を詰めた弁当は、ブラジルのレストランに入ることを思えば15レアル程だと、今の物価からするとすごく高すぎるという感じは少なく、意外と頼りたくなるお弁当です。サラリーマンなら昼食代も出るので、週に数回であれば15レアルなら日本タイプの弁当は利用したくなります。日本風弁当が存在するサンパウロは、不思議なありがたい土地だなあと改めて思います。

上原飛鳥より:

2014 年 02 月 26 日 03:44:52

やっぱり肉がメインのお弁当だね。Anchova弁当って何ですか?これも肉かな?

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