ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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避難完了!

避難完了!

報道でもご存知のように、4月25日土曜日、ネパールのラムジュン群を震源とする大地震がありました。私が住むカトマンズも大きく揺れ、甚大な被害が発生しました。
現時点でも犠牲者、負傷者、被災者の数が増え続けています。


サッカースタジアムのゲートが崩壊

サッカースタジアムのゲートが崩壊

地震発生当時、私はカトマンズ市の南にあるパタン市のカトマンズ補習授業校に居り、ボランティアで事務の仕事をしていました。児童、生徒はちょうどお弁当を食べているところで、建物が揺れ始め、次第に揺れは波のように広がり、棚の上の物が落ちたりしました。生徒らは机の下にもぐって、防災頭巾を被り、2,3分後に揺れがおさまってきたころに、階段を使って外に避難しました。年に1度の避難訓練の賜物で、出席者47名と教員、保護者約20名全員怪我もなく、安否確認後帰宅しました。


このビムセンタワーは今はもうありません。

このビムセンタワーは今はもうありません。

街中を徒歩で岐路につきましたが、道路は恐怖とパニックで逃げ出してきた人たちで溢れかえっており、塀やビルの壁が崩壊していました。カトマンズ市の中央郵便局の近くにあるビムセン(ダラハラ)タワーと呼ばれる60mの塔が完全に崩壊しており、多数の人が生き埋めになっているところで、交通規制がなされ、懸命の救助が行われ非常に緊迫した状態でした。緊急車両やブルドーザー、警察や軍の車両だけが走っていてました。病院の前には血に染まった負傷者やストレッチャーで運ばれる人々の姿。ショッキングな光景を目の当たりにして、これは大変なことになっている、と恐怖で震えました。




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