スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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同じクラウンでもフェルト製だといっきに華やかさが増します!

同じクラウンでもフェルト製だといっきに華やかさが増します!

 
スペインでは子どもたちは誕生日の日に王冠をかぶる習慣があります。グアルデリア(幼稚園と保育園)でもコレヒオ(学校)でも先生がクラウンを用意して子どもにかぶせてくれるし、誕生日パーティーを外ですれば必ずクラインが用意されています!誕生日の日は王様気分、というわけです!


でも、それらの多くは画用紙や厚紙で作られていて、それだと使い切りになるのが残念なところ。


そんなとき隣人が息子の次の誕生日にとフェルトで作ったクラインをプレゼントしてくれました。レゴが好きな息子のために模様はフェルトで作ったレゴ!すごすぎます!


その時々で子どもが好きなことや色をクラウンに取り入れるのもいいですよね。

その時々で子どもが好きなことや色をクラウンに取り入れるのもいいですよね。

聞けば彼女は自身の二人の子どもたちの誕生日にも小さいときからずっとフェルトでクラインを作ってきたのだとか。今は大きくなった友人の子どもたちが小さい頃喜んでかぶっていたいくつかのクラウンを見せてもらうと、その時々の誕生日の歴史を垣間見た気がしてほっこりしました。


そんな風に毎年誕生日ごとに何か残るものを一つ手作りするのもいいなあと思っていたら、友人が作り方を教えてくれるというのでわたしも娘の誕生日にフェルトでクラウン作りに挑戦!

フェルトをチョキチョキと波型に切って王冠の土台をつくり、あとは名前やお花、飾りを切って縫うだけ…と、裁縫音痴のわたしでも簡単にできました!


娘の3歳の誕生日に作った王冠。裁縫が得意ではないわたしにしては上出来です〜

娘の3歳の誕生日に作った王冠。裁縫が得意ではないわたしにしては上出来です〜

頭にぴったりフィットするようと思って、また願わくばいつか使い回しできるかも(うっしっし)なんて思惑もあってうしろで紐で結ぶタイプにしましたが、もちろん事前に頭のサイズを測っておいて縫うのもあり。


これを見るとこのとき娘がピンクと紫が好きだったことを思い出すのかなあ、なんて。

これを見るとこのとき娘がピンクと紫が好きだったことを思い出すのかなあ、なんて。


頭のサイズを図っておいてきっちり縫うのもよし、マジックテープや紐で調整できるようにするのもありです!

頭のサイズを図っておいてきっちり縫うのもよし、マジックテープや紐で調整できるようにするのもありです!

フェルトなのでほつれが出ないし、縫い目も模様に使えるし、簡単にできるのに凝った感バツグン!裁縫が得意でない人でも気軽に作れる点もポイント高いですよねえ。


子どもの誕生日パーティーはもちろん、大人どうしのちょっとしたパーティーグッズとしてもいけそうです。


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