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アメリカ:シリコンバレー

平岡 聖美(ひらおか きよみ)

氏名…平岡聖美(ひらおかきよみ)
職業…アナリスト

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天井も高く広々としている館内

天井も高く広々としている館内

 日本に一時帰国したときも、帯広市図書館はよく利用します。日本語の本はアメリカで買うと高いし、大変貴重なもの。子どもたちも思う存分に本を借りたり、漫画を読んだり、DVDを借りたり、と大活用しています。今回は、わが家の近くの図書館を紹介します!


暖炉のそばで新聞や雑誌を読む人たち。中庭も利用できます

暖炉のそばで新聞や雑誌を読む人たち。中庭も利用できます

 アメリカでの子育てでも、図書館は強い味方。カリフォルニアの財政危機で、いろいろ不便なこともありました。例えば、市のメインの図書館は、サンノゼ州立大学の図書館として、共同で運営されています。サンノゼは大きい街なのでたくさんのブランチ図書館がありますが、多くのブランチは週4日しか開館しない時もありました。でも今はほとんどが週7日開館していて、便利になりました。


ノートパソコンの貸し出しの機械

ノートパソコンの貸し出しの機械

 日当たりも良く、明るい感じの建物で、学生を中心に常にたくさんの人でにぎわっています。本を読んだり、パソコンに向かって勉強したり、音楽を聴いたりと過ごし方もさまざま。おしゃべりをしてよい部屋、静かにしなくてはいけない部屋、学生だけが入れる部屋ーなど分かれています。

 飲み物、食べ物の持ち込みは自由で、カフェで軽食や飲み物も買えます。そういえば、帯広市図書館では、勉強する部屋で飲み物が一切禁止(水も含む)になっていて、驚いた経験がありました。

 日本と同じで、子どもの部屋は別にあって、コンピューターのステーションでゲームをしている子も多いです。たくさんはありませんが、日本語を含む外国語の本もあり、助かっています。


子どものセクション

子どものセクション

 最近はパソコンの貸し出しも行っていて、オンライン化が進んでいることがうかがえます。ちなみにE-BOOKの貸し出しは、図書館に来なくても、オンラインで行えます。

 この他、無料イベントも盛んで、ボランティアの人たちが宿題を見てくれたり、英語の練習をしてくれたり、税金相談、起業の仕方をアドバイスするなどのイベントもあります。

 その市に住んでいなくても、運転免許証などのIDがあれば、図書カードが作れるので、近隣の市を合わせて複数の図書カードを持っている人も少なくありません。


 アメリカ旅行の際には、ぜひ図書館も訪れてみてください。


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タグ:図書館

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