フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 4月の新学期がスタートした日本では、文房具も新しくしてワクワクしながら学校に通う子どもたちが、目に付くようになったのではないでしょうか? これにちなんで、フランスの学校に通う子どもたちに少し注目してみました。

 私が不思議でならないフランスの学習習慣の一つに、子どもたちが鉛筆を使わずペンを使ってノートを取ることがあります。鉛筆を使うのは、算数の図形の時と美術の図画の時くらいです。

 中学校以降になると文字の間違いも減り、修正する必要性も減りますので本人の意思に任せてよいと思いますが、小学生の子どもに文章を書かせると、かなり頻繁に間違います。


ノートを開けば修正液を使ったり塗りつぶしたりした跡や、一部上から紙を貼った所まである

ノートを開けば修正液を使ったり塗りつぶしたりした跡や、一部上から紙を貼った所まである

 間違いを丁寧に修正液等を使って書き直せばいいのですが、授業中は時間が限られているので黒く塗りつぶすことの方が多いです。

 リポート提出の際は、修正の跡が何カ所もあるのは格好が悪いと、何度も新たな紙で書き直すことになります。

 テストのときは、修正液が乾くのを待っている間に 次の問題を始めてしまい、後戻りし忘れ、正しい解答を書かずじまいということもあるそうです。


出回る修正液や修正テープの種類は非常に多い

出回る修正液や修正テープの種類は非常に多い

 こうしたマイナス点があるにもかかわらず、先生方は万年筆やボールペンの使用を薦めています。採点の際に先生方も、塗りつぶした箇所があちこちにあると読みづらいと思います。実際、「視覚伝達手段(プレゼンテーション)がひど過ぎる!」と、採点の横にコメントが入ることもあります。

 幼い時から間違った事実を「消去できない、隠すことができない、緊張して書かなければならない」状態にいる彼ら。もしかして… これは、厳しい大人社会への準備の一つなのか?!




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