子ども第一のMLBのファンサービス その2
2018.10.29 up
ベンチとロッカールーム体験
他にも、ベンチとロッカールームのセットを作り、記念撮影ができるようになっていて、多くの親子連れのファンがスタッフにカメラやスマートフォンのシャッターボタンを押してもらう姿が見られました。
この時、スタッフの方が私にも「撮りますか?」と声を掛けてきましたが、「子ども優先でお願いします。私がやったら(子どもさんに)申し訳ないですから…」と丁重にお断りしました。
グラウンドで一緒にブルージェイズにエールを送ります
試合中は、グラウンドレベルでは、お姉さんたちとブルージェイズにエールを送るダンスをしたり、グラウンドキーパーのベースの交換作業を手伝い、新しいベースを差し込む作業を手伝ったりしていました。
グラウンド外では、ブルージェイズの攻撃時の場内アナウンスを担当するといったものがありました。
これは「Jr Jays Sunday」に限ったことではありませんが、試合開始前の始球式は私が見に行った試合では全部子どもが行っていました。
試合終了後の様子
9月23日の試合終了後、グラウンド整備もそこそこに、スタッフが仕切り線の準備などを行い始めました。何が始まるかと思い、見ていると…。
ベースランニングの様子
ベースランニングが始まりました。8回終了時までに特定の集合場所に集まることになっていて、14歳以下なら誰でも参加できるそうです。
足元がおぼつかない小さい子や足にハンデがある子の場合は、保護者が同伴してベースランニングしていましたが、表情を見ているとどちらも楽しそうで、見ているこちらが幸せになるような気分になりました。
三塁側に人が集まっていますが、そこがブルージェイズのベンチ。
ベースランニング終了後は、そこで記念撮影をして、余韻に浸る親子連れが多く見られました。
9月11日の巨人VS東京ヤクルトの試合終了後の様子
翻って日本はどうでしょうか。
私がひいきにしている東京読売巨人軍も、アフターゲームグラウンドツアー(上の写真)や公式マスコットガール「ヴィーナス」のメンバーにマイクを向けられ、応援している小林誠司選手にエールを送る子どもの姿がオーロラビジョンで映ったりました。また、東京ドームには「GIANTS KIDS PARK」が設けられ、子ども向けの野球に関連する遊具が置かれています。
*参考
http://www.giants.jp/G/event/31299.html
http://www.giants.jp/G/event/31210.html
比較的、MLBに近い子ども向けのファンサービスを行っている(ように見える)北海道日本ハムファイターズは「ファミリーデー」を設け、子どもたちにいろいろなことを体験できるような企画を実施しています。
*参考
https://www.fighters.co.jp/expansion/familyday/index.html
今回の観戦で、ビジターのアストロズの選手が、スタンドにいる子どもとキャッチボールをしている姿を見掛けました。また、facebookのあるサイトでは、選手自らスタンドにいる子どもをグラウンドに降ろして、キャッチボールをする姿もありました。
*参考
https://www.facebook.com/play.ball.mlb/videos/720300704972294/
日本では、2017年のWBC第2次ラウンドで、試合前にスタンドにいる子どもとキャッチボールをしていた坂本勇人選手(巨人)を思い浮かべます。
日本の球団、選手たちが、今後どのような子ども向けのファンサービスを行うかにも注目していこうかと思いながら、振り返ってみました。
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