メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 訳あってメキシコの首都メキシコシティにここのところ通っています。
 
 私の住んでいるグアダラハラとメキシコシティは距離にして500キロほど離れており、文化的にも結構な違いがあるといい、日本風にいえば、東京と大阪、もしくは東京と京都。

 メキシコらしい文化と伝統にあふれたグアダラハラに10年住んでいる私ですが、首都メキシコシティをじっくり見るのはこれが初めて。さて、どう感じるのでしょうか。


金網越しのアメリカ大使館

金網越しのアメリカ大使館

 メキシコシティも、東京や他の国の首都と同じようにさまざまな区域に分かれています。

 政治や行政、外交の中心となるレフォルマ通りは中央に大きな遊歩道と並木を挟み、真っすぐ伸びて、北側には各国大使館や経済の要となる株式市場などを抱えています。

 大木の木陰が気持ちいい中央分離帯に突如現れる物々しい青いバリケード。その向こうにはアメリカ大使館の建物。20年ほど前にはすでに設置されていたとのことですが、その物々しさがアメリカとメキシコの関係性をそのまま表しているかのようです。


 反対に、その南側には商業施設や夜の歓楽街が広がり、南北で全く異なった印象を受けます。

 ちょうど独立記念日の前夜だったので、金色の天使を頂上に載せた「独立記念塔」はカラフルに彩られ、国内外から(私も含め)観光客が多く集まっています。

 この独立記念塔周辺の東南側はソナロサ(Zona Rosa)と呼ばれる歓楽街、いわば「なんでもあり」な地域で、どういう組み合わせか関係なく、全ての人々が楽しめる夜のお店が集まっています。言われてみれば夜の歓楽街も翌日の昼に歩いた公園でも、カソリック大国のメキシコではありますが、男性同士、女性同士、自由な愛の形で街を歩く人々を多く見掛けます。




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