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正門で来賓を迎える儀仗（ぎじょう）隊
曜日に関係なく、毎年12月12日に学園祭を行う台北市立第一女子高級中學（以後、北一女）。一昨年は、楊世瑞校長が学校に来た男子校の台北市立建國高級中學（以後、建國中學）の生徒をイジって盛り上げましたが、２０１８年は、どうだったでしょうか。
校長室前の廊下に置かれたお祝いの花
開会式の会場の活動中心（講堂兼体育館）へ向かう際に見掛けたお祝いの花。台湾は、このような感じです。
活動中心の入り口
活動中心の入り口前も、儀仗隊が整列して来賓を迎えました。
校旗入場の様子
毎年紹介しているので、細かい説明は省略しますが、儀仗隊、同窓会、教師会などの入場の後、3年生のクラスごとのオリジナル入場があり、楊世瑞校長と来賓らのあいさつ、表彰式などがあります。
制服姿の楊世瑞校長（右から2人目）
今年の楊世瑞校長の衣装は、学校の制服。
楊校長自身が在学中（補足：楊校長は、卒業生で初めて北一女の校長に就任された方です）に着ていた制服ですが、8日の学園祭ダンスパーティで制服を着てステージに立った容祖兒に触発され、自宅をあちこち探して見つけたものだそうです。
楊校長は、来賓紹介で、建國中學の徐建國校長を紹介した際、「徐校長は、先週の学園祭（8日）で、『北一女へ行く時は欠席届を出すように』と生徒に呼び掛けていました。言い換えると、課外授業としてウチの学園祭に来ることを初めてお認めになった、生徒に理解のある大変素晴らしい校長先生です」と一言。
その後、男子校の台北市立成功高級中學（以後、成功高中）の游經祥校長を紹介した際には、「成功高中からもウチの学校に来ている生徒さんがいますが、建國中學さんとは対照的で、来たら即無断欠席ですからね」と付け加えていました。
そうは言っても、建國中學の生徒も、本当に欠席届を出して北一女に来ている生徒はいるはずもなく…というよりも、欠席届に本当の理由を書けるはずもなく、8日の学園祭で私がお世話になった建國中學の生徒（1年生）を見掛けた時、彼は口の前に人差し指を当て、私に「静かに！」とジェスチャーをしていました。
毎年、北一女の学園祭で見掛ける建國中學の生徒たちですが、徐校長と楊校長の学園祭またぎのイジりに屈することなく堂々と学校に来ているのは、「さすが」と言う他ありません。
2018年の学園祭は、他にも見るところがあったのですが、そちらは、次回以降ということで。
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