台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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劉曉波さんの書籍コーナー

劉曉波さんの書籍コーナー

 今回の台北国際書籍展で目を引いたものは、他にもあります。その一つが、昨年亡くなったノーベル平和賞受賞者の劉曉波さんのコーナー。
 
 中国、香港、マカオでは劉さんに関する出版物は禁止されているだけでなく、イベントなども規制を受けているようで、今回の台北国際書籍店では、有志を募り、出展のための資金を集め、ブースの開設につなげました。


劉暁波さんのコーナーと関係ありです

劉暁波さんのコーナーと関係ありです

 もう一つ、劉暁波さんのコーナーと関係があるのが、上の写真の「中国では出版禁止になった書籍」のコーナー。

 書籍のタイトルを見ただけで、それがうなずけるような書籍が並んでいました。

 2カ所のブースを開設し、管理している方に話を伺ったら、劉さんの功績を伝え残すだけでなく、中国、香港、マカオの出版業界の現状を来場者に少しでも知ってもらいたい、という思いを語っていました。


中国の書籍のコーナー

中国の書籍のコーナー

 まるで劉暁波さんのコーナーににらみを利かせているような感じで、すぐ向かいに設けられていたのが、上の写真の中国の書籍のコーナー。

 中の様子を見ていくと…。


左はレーニンの著書「唯物主義と経験批判論」、右はマルクスの著書「資本論」

左はレーニンの著書「唯物主義と経験批判論」、右はマルクスの著書「資本論」

 「マルクス・レーニン主義」のマルクスの「資本論」、レーニンの「唯物主義と経験批判論」が置かれていました。

 この2冊を見た時、その空間が台湾ではなく、中国にいるような感じになりました。


シンプルなデザインのブース

シンプルなデザインのブース

 この書籍展では、ブースのデザインでもコンテストの対象になっていて、最終日の閉会式時に表彰式も行われました。

 そこで1位になったのが、上の写真の啓明出版のブース。色は白だけで、簡素なデザインが決め手になったようです。2011年創立の新しい出版社ですが、新進気鋭の作家の発掘に努めていて、さらなる発展が期待されます。

 続く。


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