ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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任天堂のゼノブレイドのゲーム映像と合わせて演奏する一幕

任天堂のゼノブレイドのゲーム映像と合わせて演奏する一幕

 スーパーマリオ、ファイナルファンタジー、ソニック、ゼノブレイドなど、ブラジルでもすっかり人気が定着した日本発のゲームの数々。

 ゲームをしながらずっと流れ続けるその音楽は、いつの間にか耳の奥に定着してしまいます。今や、断片的ではあっても世界の若者の共通音楽となっているメロディーさえあり、その洗練された音楽はクラッシックと大差ないとも言えます。

 日本でもゲーム音楽を交響楽団が演奏したり、プライベートなコンサートで演奏される機会もあるという話題がありますが、ブラジルでも今、日本のさまざまなゲーム音楽を美しく奏でる企画で人気の弦楽四重奏団がいます。「クアルテット・テッサーレス(QUARTETO TESSARES)」というグループが、堅苦しい印象のクラッシックな世界を超えて、子どもはもちろん、大人も魅了する音色を奏でています。


子どものオーケストラ教室で演奏をするクアルテット・テッサーレス

子どものオーケストラ教室で演奏をするクアルテット・テッサーレス

 5月12日には、サンパウロ市の運営する子どものオーケストラ教室の関係者を対象に、クアルテット・テッサーレスの演奏会が行われました。

 1時間近く、10種類以上のゲーム映像と合わせて奏でられた重厚なゲーム音楽に、子どもも大人もくぎ付けで、一曲終わるごとに大きな拍手が送られました。


アンコールでブラジルでも人気アニメのナルトの名曲を演奏するクアルテット・テッサーレス

アンコールでブラジルでも人気アニメのナルトの名曲を演奏するクアルテット・テッサーレス

 クアルテット・テッサーレスのこのプロジェクトは、ブラジルでは公教育の現場で音楽教育は基本的に実施されていませんが、クラシック音楽を通して公的にも音楽教育へ貢献していきたいという思いがあります。

 現代の子どもはタイムリーに興奮して音楽を聞き入れますし、過去にゲームをプレーして今は親になった若者やゲームをしたことのない大人でも、美しい弦楽四重奏を通して、異なる世代がコミュニケーションするきっかけにもなる素晴らしい社会プロジェクトです。

 ブラジル、サンパウロ市の平和なひとときを感じさせる、今ホットな弦楽四重奏団クアルテット・テッサーレス。今後の活動にも期待が寄せられます。

【参照サイト】
http://www.tessares.com.br/




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