タイ

タイ:バンコク

青柳 みちよ(あおやぎ みちよ)

職業…主婦ライター

居住都市…バンコク(タイ)

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サクラマスに生のわさびと北海道のイクラを添えて

サクラマスに生のわさびと北海道のイクラを添えて

海外で生活していて「足りないなぁ…」と感じるものの一つに「魚」があります。どこの国でも肉の種類はそろっているけれど、魚となるとそうはいきません。種類は少ないし「新鮮さ」に至っては諦めるしかないことも多いのが現実です。


行くたびに違う魚が並び、季節の変化もうかがえます

行くたびに違う魚が並び、季節の変化もうかがえます

 ところが、そんなバンコクの魚事情に大きな変化が訪れました。日本の魚を直輸入で仕入れる「魚市場」がオープンしたのです。

 「日本の魚があるといっても、一体どれほどのものかしら?」と期待半分程度に訪ねてみたら、予想外に豊富な品ぞろえ。店内には日本各地でとれた魚がずらりと並んでいたから驚きです。


北海道のお魚ももちろんあります

北海道のお魚ももちろんあります

 発泡スチロール製の箱に入った魚たちは、ほとんどが「刺し身」で食べられる新鮮さ。日本の市場を思わせる威勢の良い日本人スタッフが、客の相手をしてくれます。

 魚は食べたいけど、北海道以外の魚となると名前を聞いてもピンとこない私には、スタッフのアドバイスがとても役に立ちます。まるで日本で買い物しているような安心感があるのです。


スタッフの包丁さばきはプロの技です

スタッフの包丁さばきはプロの技です

 丸ごとで買った魚は、その場でさばいてもらえます。包丁を握るのは腕も確かなタイ人スタッフたち。三枚おろしも内蔵取りもお手の物。良い仕事をした後は、きれいに見栄えよくパックして渡してくれます。このあたりのサービスはまさしく「ジャパンクオリティー」です。


週3回、日本から魚が入ってくるそうです

週3回、日本から魚が入ってくるそうです

 おかげでいつでもおいしい魚料理を楽しめるようになりました。

 そして驚いたことに客の多くは、普段あまり魚を食べる習慣のないタイ人です。日本から来た魚市場の存在は、タイの食文化にも新たな刺激を与えることになるかもしれません。


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