台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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国会斉唱の様子

国会斉唱の様子

 2年前、急きょ台北市立中山女子高級中學(以後、中山女高)の新入生のオリエンテーションの様子を紹介しました。その時は、2日目の様子だけを紹介するのみに終わってしまいましたが、今回は学校の許可を頂き、2日間密着することができました。

 今回は、その様子を紹介します。


呉麗卿(ウー・リーチン)校長のあいさつ

呉麗卿(ウー・リーチン)校長のあいさつ

 8:00前後に到着した時、新入生はほぼ全員集合していて、厳粛な空気が漂っていました。中に入れてもらえたものの、正直「ここにいていいのだろうか」という気持ちになりました。

 しばらくして、昨年の台北市立第一女子高級中學同様、国歌斉唱(1枚目)、呉校長による各クラスの担任の先生の紹介の後、あいさつ(2枚目)となりました。


途中の様子

途中の様子

 呉校長のあいさつは、「教育の専門家」と呼ぶにふさわしいもので、主に学校全体で目指していく教育の方針の説明に終始し、社会情勢を分析しながら行っていました。

 その中で、道徳的教育の教材に用いたのが、日本の教育の現場の動画でした。そこにあったのは、日本の学校に道徳教育の基礎があるということで、横断歩道を渡りきった際に振り返って乗用車のドライバーに一礼するシーン、教室の床を一心不乱に雑巾掛けするシーンなど。

 日本人の自分が見ていて、「今はそうでもないよ」と思いながらも、外国人(中国語圏ですが)に高い道徳観を評価されていることを知り、恥ずかしくなり、自分自身をしっかり戒めていかないと、申し訳ないような気持ちになりました。


教室へ向かいます

教室へ向かいます

 あいさつ終了後、新入生は引率担当の先輩に連れられ、教室へ向かい、紹介された担任教師と晴れて対面となりました。


もう一度講堂へ戻ります

もう一度講堂へ戻ります

 担任教師との対面後、再度講堂へ戻り、今度は学校を代表するクラブ活動の紹介になりました。

 まず、球技部門として、バレーボール部、バスケットボール部、卓球部、バドミントン部が紹介を受け、新入生たちにPRしていました。

 その後、マーチングバンド、カラーガードの紹介ですが、その様子は次回にて。


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