スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…ファイナンス関連

居住都市…フリブール(スイス)

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『エス・バー』の入り口(首都ベルンの店舗前)

『エス・バー』の入り口(首都ベルンの店舗前)

 数年前からチューリヒやベルン、バーゼルなど、都市部で次々とオープンしていっている『エス・バー(ÄSS-BAR)』という店に、週末時々ぶらっと立ち寄ることがあります。


入り口の階段を下りていくと、右側は野菜販売所、左側ではパンやサラダ、飲料が販売されています

入り口の階段を下りていくと、右側は野菜販売所、左側ではパンやサラダ、飲料が販売されています

 あまり大きくない店内には、地元の野菜やジュース、そして種類豊富なパンやケーキ、サンドイッチなどの商品が販売されています。一見どこにでもある、カフェ&テイクアウト系のお店のように見えるのですが、この店で売られている商品のほとんどが「見切り品」であるのが、この『エス・バー』のユニークなところ。
 
 スイスでは毎年200万tもの食品が、手つかずのまま廃棄されているといいます。これは1日1人当たり一食分が全く消費されず、丸ごと捨てられてしまう計算になるのだそう。


サンドイッチやケーキなどを買い求めて、連日多くのお客さんが訪れます

サンドイッチやケーキなどを買い求めて、連日多くのお客さんが訪れます

 そこで、まだ食べられる食品を無駄に廃棄してしまう「食品ロス」を、できるだけ減らそう!ということをコンセプトに始まった『エス・バー』の店には、提携している地元のパン屋やカフェで、前日に売れ残ってしまったパンやケーキ、サンドイッチ、サラダなどの商品が、連日集まってきます。


野菜コーナーでは、地元のオーガニック野菜が半額で売られていました

野菜コーナーでは、地元のオーガニック野菜が半額で売られていました

 そんな見切り品たちが、値引き価格で販売されている…というわけなのですが、スーパーマーケットなどに比べ、半分ほどの値段である商品は、毎日飛ぶように売れているようです。

 こうすることで、提携している店での無駄な食品廃棄は劇的に減らせるうえ、消費者も安くて美味しいパンやサラダ、ケーキなどが楽しめるので、皆がハッピー、環境にもハッピーですね!


店内にはイートインスペースもあり、セルフサービスで水も提供

店内にはイートインスペースもあり、セルフサービスで水も提供

 午後になれば、ほとんど商品は残っていないことも多いのですが、それでももし『エス・バー』でも商品の売れ残りが出てしまったら、どうするのでしょうか?

そんな時は、その日の営業が終了したら、直ちに地元の様々な施設等へ無料提供をしているのだそうですよ!


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