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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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ブロック!

ブロック!

 9日は男女準決勝4試合が行われました。
 上の写真は、女子の1試合ですが、赤のユニホームの高雄・中山高級工商業職業學校(中山工商)は優勝11回の強豪です。この試合もセットカウント3ー0で勝利し、決勝へ進出しました。

 もう1試合は、2連覇中の台中市立東山高級中學が勝利し、決勝へ進出。
 2次予選1位VS2位の決勝戦となりました。


男子準決勝の新北市立瑞芳高級工業職業學校(瑞芳高工)VS國立華僑高級中學(華僑高中)より

男子準決勝の新北市立瑞芳高級工業職業學校(瑞芳高工)VS國立華僑高級中學(華僑高中)より

 男子は、5連覇中の台中市立豐原商業高級職業學校(豐原高商)が危なげなく勝ち、決勝へ進出しましたが、もう一つは予想外の展開になりました。

 その主役を演じたのが、瑞芳高工。
2次予選5位で決勝トーナメントへ初めて進出し、4位の國立曾文高級農工職業學校に勝利。9日は、2位の華僑高中と対戦しましが、華僑高中が優位と見られていました。


サーブを打つ前の選手に声をかける邱得全(チュウ・ダーチュエン)監督

サーブを打つ前の選手に声をかける邱得全(チュウ・ダーチュエン)監督

 試合は、第1セットこそ25ー16で落としたものの、第2セットから徐々にスパイクが決まり、気がついたら2セットを連取。

 ポイントを挙げるごとに…


ガッツポーズ!

ガッツポーズ!

 ガッツポーズがどんどん派手になっていき、場内の雰囲気も、少しずつ瑞芳高工に味方するように変わっていきました。反対に、華僑高中はセットを落として追い詰められ、思うように動けなくなった感じでした。

 そうして迎えた第4セットは…


勝利して喜びが爆発!

勝利して喜びが爆発!

 大番狂わせに期待した場内の雰囲気が完全に味方した格好になり、華僑高中がミスを重ね、気がついたらセットポイント。

 多少足踏みがあったものの、しっかり決めた瑞芳高工が勝利し、初の決勝進出。試合終了の瞬間、喜びが爆発し、上の写真のようになりました。

 この試合で、今季のHVL主役が確定したような格好になり、翌日の決勝戦では5連覇中の豐原高商に勝って下克上を果たすか、更に注目が集まっていきました。

 決勝の様子が、次回以降ということで。


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