フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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バルセロナ在住15年のアルゼンチン出身のセバスチャン

バルセロナ在住15年のアルゼンチン出身のセバスチャン

 庭のプランターや公園の遊具として、廃タイヤがリメイクされているのは見たことがありましたが、タイヤでできた鞄を見たことはありませんでした。

 その丁寧で美しくリユースされた鞄に感動しましたので、今回ご紹介いたします!


トラックのタイヤチューブで作った鞄。制作時間は3〜4時間もかかる。

トラックのタイヤチューブで作った鞄。制作時間は3〜4時間もかかる。

 まず、欧州の若者は環境との調和に大変気にかけて生活している人が多いということを前もってお伝えしておきます。ですから、環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんが 特別だとは全く思いません。

 たとえば、無駄に冷暖房を付けないで、ある程度衣類で調節する。これは、費用の問題ではなく自然破壊を防ぐためと考えて行動している若者が多いのです。
個人で具体的に、エコロジカルな取り組みをしている方も多数いらっしゃいます。


タイヤ表面のトレッド部を使用したキーホルダー

タイヤ表面のトレッド部を使用したキーホルダー

 そのような環境の欧州で、セバスチャンは、廃タイヤで鞄などを制作しています。

 タイヤ素材の良さは、寒暑に耐え、非常に丈夫な点です。

 持ってみると、軽くて柔軟なので意外に思われますよ。

 「使っても傷まない一生ものだよ!」と、彼は自信をもって勧めるだけあって、内側もしっかりした良い作り。


トッティさんの手作り。

トッティさんの手作り。

 そんなリユースを始めたきっかけは、彼女のトッティ(Toty)さんのお陰だそうです。

 彼女は、10年も前から雑誌やポスターなどを使って小物制作を始めていたそうです。

 観光客に人気のあるのが、軽くてバックに入れても快適に利用できる漫画やメトロ路線地図の財布やカードケース。


 先進国には、タイヤを国内でリサイクルするよりも輸出するほうが安上がりなので、

 私たちは安易に捨て続けている結果、ゴム製品廃棄物の国際貿易は、ここ10年で倍以上増大していています。

 インドなどの産業炉用燃料の需要があるが、燃焼における問題も出てきているようですし、今後のために色々なアイデアでリサイクルを真剣に考え生活をするべきなのでしょう。

 セバスチャンらの活動を大いに応援し、私たちが積極的に買うものを選ぶようにするべきだと 感じました。

 毎年12月は遊歩道に設置される仮設店にオープンさせるらしいので、今後も多くの人が素晴らしいリメイク品の良さに気が付いてくれたらと願います。
*写真撮影―カタルーニャ広場から伸びるAv.del portal de l’Angel


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