スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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ショッピングモール内にて。カフェやレストランは営業停止。後方のスーパーマーケットの灯りだけ見えます

ショッピングモール内にて。カフェやレストランは営業停止。後方のスーパーマーケットの灯りだけ見えます

 ほぼ毎週、新型コロナウィルスに関する状況が変わり、スイス政府から発表される新しい情報に、常に耳を澄ませている日々が続いています。

 新型コロナウィルスが広がるスピードも速くなり、3月22日現在、スイス内の感染者は7014人、そして亡くなられたのが60人となってしまいました(スイス連邦公衆衛生総局発表による)。毎日1000人ぐらいの人が新型コロナウィルス陽性となっている計算となります。


細々と営業をしている薬局と郵便局

細々と営業をしている薬局と郵便局

 衰えることを知らない新型コロナの威力に立ち向かうべく、8000人ほどの軍隊も投入されました。物流や警備、医療関連分野で活躍するようです。この規模の軍隊がスイスで動くのは、第二次世界大戦以来のことなのだとか。

 そしてとうとうスイスも、2020年3月17日から4月19日までの間、全国を対象に、店やレストランなどの営業停止や、人々の不要不急の外出や集まりを規制するなど、“完全”とは言わずとも“ほぼ”封鎖することとしました。

 引き続き営業を許されるのは、食料品を扱う店(スーパーマーケットやパン屋など)、銀行、郵便局、キオスク、薬局、ホテル等のみ。これを無視して営業をすると罰金対象となります。

 さらに、店舗の規模により一度に店内へ入れる人の数を制限しており、店の入り口では、スタッフが一人ずつカウントして、それにより入店を許される…というシステムになっています。その時に備え付けの消毒液で、手も消毒しなければなりません。


ウィルス感染を避けるため、人同士の物理的距離を2m空けることになっており、レジ待ちの列も2m感覚で

ウィルス感染を避けるため、人同士の物理的距離を2m空けることになっており、レジ待ちの列も2m感覚で

 また公の場でも、5人までの集会はOKですが、それ以上は禁止に。公共交通機関も本数を減らす傾向にあるようです。

 通勤や食料の買い出し、近所の人の手助けなど以外は、できるだけ外出をしないでほしい、というのが政府のもくろみなのですが、若者層は学校も休み、友達にも自由に会えないなど、暇を持て余してしまうのでしょう。

 外でバーベキューやピクニックをしたりして、パトロール中の警察にその場で解散させられているのを、一度見かけました(苦笑)。


スーパーマーケットのレジは、買い物客と直に接することのないよう、透明の板で仕切られていました

スーパーマーケットのレジは、買い物客と直に接することのないよう、透明の板で仕切られていました

 働いている人は、可能であればテレワークを続け、それが叶わない場合も時差通勤などをして、同じオフィスの部屋内に人が集中しないよう工夫をしている企業や団体が多いです。
 
 また、ヨーロッパではほぼ見かけない『マスク姿』も、ちらほら見かけるようになりました。こちらの医療従事者によれば、マスクや手袋をしたところで、新型コロナ感染を防ぐことはできないらしいのですが、それらを不安緩和として用いて、後はしっかり手洗いを行うのであれば、それはそれで良いのかな、と思います。

 読者の皆さまも、日々健康に気をつけて生活されて、新型コロナウィルスに負けませんよう!



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