スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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いつもは子どもたちでにぎわう公園の遊具も、テープが張られて遊べないようになっています

いつもは子どもたちでにぎわう公園の遊具も、テープが張られて遊べないようになっています

 季節はすっかり春となり、家族や友人と出かけたい時期なのですが、なかなか今年はそれができず、筆者の周りでは、ストレスをためる人、逆に「こういう生活もいいね」と悟りの心境となり、制限の多い今の生活に慣れた人と様々です。

 スイスでは3月17日から4月26日までの間(もともとは4月19日まででしたが1週間延長に)、完全な封鎖ではない“準ロックダウン”が始まり、それからというもの、人々の生活は180度変わることとなりました。
 不要不急の外出は自粛、人と2メートル以上の物理的距離をとる(ソーシャルディスタンス)、公共の場・私有地内関わらず、5人を超える集会は禁止、さらにレストランや映画館、店もスーパーマーケットなど日々の生活に必要な店舗でなければ、すべて営業停止――といった具合です。
 これらの規則を守らなければ、当然ながら罰金が待っています。


スーパーマーケットの入店人数制限のため、2mの距離をとりつつ長い列を作る人々

スーパーマーケットの入店人数制限のため、2mの距離をとりつつ長い列を作る人々

 こういった生活を、スイスの住民たちが頑張って続けたからなのか、ロックダウンが始まった頃は、1日の新型コロナ感染者が1000人以上いたのですが、4月の初旬になると、これが500人~700人となり、さらに4月の中旬には、1日の感染者が200人~300人ほどに減少していきました。

 スイスにおける新型コロナの感染ピークは過ぎたようだ、ということで、今後は少しずつ時間をかけて、感染が広がる前の生活へ戻していくという挑戦が待っています。

 そういうわけで、4月16日にスイス政府がどうロックダウンを解除していくか、という計画を発表しました。まず予定通りに全国の準ロックダウンを4月26日に終了した後、4月27日から6月上旬の間で、3段階に分けつつ、少しずつ元の生活へ戻していくという作戦のよう。


広い自然公園内は、「密集・密閉・密接」の「3密」を避けやすいので散歩に最適

広い自然公園内は、「密集・密閉・密接」の「3密」を避けやすいので散歩に最適

 第1段階の時点では、美容院など個人サービス関連の店や園芸店などが営業再開し、その後5月から6月にかけて学校を再開したり、博物館や動物園、植物園、図書館などの場所もオープンさせていくようですが、大規模の音楽コンサートの開催、レストランやバーなどがいつから営業を再開させてよいのか、などは会見でははっきりせず、まだ今後も様々なアップデートが政府から発表されることになりそうです。

 コロナ感染が下火になってきたことで油断せず、当面は感染をしないように警戒を続けながら、変わらず生活していくことが大切なのかな、と思いました。




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