フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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手作りマスクのセニョーラたち

手作りマスクのセニョーラたち

 バルセロナでは、コロナウイルス感染症に伴った規制緩和のフェーズが5月25日に1になり、6月8日にはフェーズ2になる予定です。スペインの中では、首都マドリッドと共に一番遅く適用が決まり、待ちに待っていた住民は一気に外出始めました。


バルセロナ市サンパウ病院 各受付室入り口に椅子があり侵入禁止になっている

バルセロナ市サンパウ病院 各受付室入り口に椅子があり侵入禁止になっている

 病院で働いている人に現在の様子を聞いてみましたら、落ち着いてきていますが、まだ なるべく病院に来ない方が良いと、医者が患者の自宅に直接電話をして、容体報告を受け、アドヴァイスをするようにしているそうです。


 息子の通う学校の校長先生からも、メールを通して連絡が入り、6月8日より開校する方向でアンケート等を保護者に送り、準備を始めたと通知をうけました。


バルセロナ市内の図書館。撮影2017年

バルセロナ市内の図書館。撮影2017年

 市内図書館からも開館しますので、7月31日までに借りていた本など返却するようにとメールを受けました。2月に借りていた本がやっと返せます。

 当分は、図書の貸し出し返却のための利用は出来るようになり、館内での文化活動はまだ控える状況です。


お手製の飛沫防止用フェイスシールド

お手製の飛沫防止用フェイスシールド

 スペインでは、普段マスクなどする習慣が全く無いため、どこで購入するのかさえ知らない人が多くいました。この新型肺炎ウイルスが広がり始めた頃、薬局で販売しているものと思い尋ねても、何処の薬局も置いていないので、皆が困惑していました。

 それで、当初は殆ど外出しなくなり、孫の顔を見せに週末祖父母に会いに行くのも控えて、忠実に自粛体制で頑張りました。

 現在、外出規制緩和後の今だからこそ、人との接触が増える時期と言う事もあり、その打開策として、お手製布マスクのみならず、飛沫防止用フェイスシールドまで家庭で作り始めています。

 もっぱら、その担当はお祖母さんです。ここぞとばかりに、手腕を発揮できて どことなく嬉しそう。子供や孫に配る様子は、ちょっと誇らしげでした。

 5月25日月曜日、バルセロナは、移動自由になり、周りからの色々な連絡が入り始め、外は賑やかな音が響き始めました。
良い季節に入り、皆が長い冬眠から覚めた様に動き始めているのが、とても印象的でした!


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