フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 皆さんは、サン・ジョルディの日を知っていますか?

 サン・ジョルディは、スパイン、カタルーニャ地方の伝説の騎士の名前です。王女を救うためドラゴンと戦い、ドラゴンの流血の地にバラが生えてきたのが所以で、バラの花を贈り合う日となったといわれています。ヴァレンタインみたいな日ですね。

 これが実話のように、現地では愛され受け継がれています。

 息子が通っているバルセロナ校では、その日が近づくと毎年「サン・ジョルディの唄、サン・ジョルディの伝説」について時間をかけて学びます。幼稚園の頃ならわかりますが、小学校高学年、中学校ですら、語学の時間等で必ず扱われる題材ですので、バルセロナでは、それだけ愛されているのだと感じます。息子にジョルディと名付ける親も多く、人気があります。

 スペインの小説ドン・キホーテの作者の命日であり、シェークスピアの命日でもあったのを重ね、今から100年ほど前から親しい人にバラと本を贈る風習になったそうです。


市が出版した特別な本に出会えるSala Ciutat。

市が出版した特別な本に出会えるSala Ciutat。

 サン・ジョルディの日は、本が10パーセント引きになります。本は、基本値引きはしないものなので、この日は大変お得です。


いつものサン・ジョルディの日のメイン通りランブラスの様子

いつものサン・ジョルディの日のメイン通りランブラスの様子

 毎年4月23日が、このカタルーニャにとって特別なサン・ジョルディの日だったのですが、COVID-19のため今年は延期に。当初は中止にならなくてみんなで喜んだものの、延期された7月23日も収束しなかったので、人出はまばらでした。

 何よりも、広場や路地に出店していたバラや本のスタンドが殆どないという悲しい状況でした。


今年のサン・ジョルディの日のメイン通りランブラスの様子。2020年7月23日撮影

今年のサン・ジョルディの日のメイン通りランブラスの様子。2020年7月23日撮影

 一年間で一番華やかで嬉しい、愛いっぱい溢れる日のはずでしたが、スタンドは立たずに、メインストリートでさえ、2,3件のフラワーショップが店頭にバラを置いているのみでした。

 以前からある本屋は、開店はしていましたが、仮設スタンドを設けて広場や歩道を埋め尽くすことは ありませんでした。

 ロックダウンが解除されたので もう少し期待していましたが、国民生活に大きな影響を与え続けているようです。

 地元の友人も「仕方ないよ。」とつぶやき、両手で諦めのジェスチャーをしていたのが印象的でした。



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