フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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パリ8区の有名な老舗菓子店ダロワイヨにて撮影

パリ8区の有名な老舗菓子店ダロワイヨにて撮影

 フランスでは、9月からレストランに入店の際の健康パス提示義務が本格的になってきました。

 新学期もスタートして、新しい環境を迎える人も多いなか、どうやって昼食をとろうかということが、最初の話題になります。

 学校や職場が自宅から近い場合は問題ないが、ほとんどの人は わざわざ家に戻ったりしません。

 友人の弁護士の旦那さんは、今まで毎日レストランで食べていたが、お弁当に変えました。顧客との付き合いで「会食」とかには、めったにならないらしいです。

 フランスには、まだまだワクチン接種反対派がいます。

 こうして、お弁当が再度注目を浴びています。

 以前も、ご紹介したことがありますが、日本の文化の一つでもあるお弁当は、フランス人に大人気です。

 パリには、パリ15区の『Okawari』やパリ郊外の『小江戸へどうぞ』など、日本のお弁当屋さんが販売しているのと同等レベルのお弁当を、作ってくださっているお店が、いくつもあります。

 しかし、昼食というのは、近くで買って短時間で食べるもの。おいしい弁当屋さんを知っていても、なかなか電車に乗ってまで買いに行きませんね。

 そこで、今回はみんなが気軽に手に入るお弁当を探してみました。


スーパーマーケット店頭に並んでいたランチ用弁当。カルフール店にて撮影

スーパーマーケット店頭に並んでいたランチ用弁当。カルフール店にて撮影

 しっかり、日本のお弁当からインスピレーションを受けているのを感じますね。

 午前11時30分ごろ、スーパーマーケットの入り口近くの棚に並べられたお弁当は、すべて3ユーロ(約400円)でリーズナブルでした。

「うわあ、凄いなあ、お弁当!嬉しい!」と駆け寄ってみると、ジャガイモ4つとホットドッグ、白いご飯にソーセージ3本、鶏肉とフライドポテトなどのかなりシンプルな中身でした。


手前にパエリアのお弁当を見つけました!

手前にパエリアのお弁当を見つけました!

 それでも、簡単に公園で健康パス無しで食べられるのだから便利ですね。

 定番のフランスのバゲットのサンドイッチは一番人気だけど、店頭に並ぶお弁当の数も 実際に増えてきたのを感じます。

 欲を言えば、もう少しお弁当のおかずの種類を多くしてもらいたいところですね。


野菜やハムのキッシュ

野菜やハムのキッシュ

 最後に、パリっ子に人気のランチメニューのキッシュを写真で紹介。中身は、ベーコン、ハム、野菜が主流。

 「ママンが良く作ってくれたんだよなあ」と言っているので、キッシュは、フランス人にとって、おふくろの味ってところでしょうか。



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