開放感があふれた飲食を伴う展覧会(2)
2021.12.30 up
コーヒー展・花連縣のコーナーに登場した郭子乾氏
感染対策に苦慮しながらも、どうにか例年同様のイベントを保とうと、各ブースも努力していました。
このイベントの際、花連縣は過去2年徐榛蔚縣長が訪れ、地域振興の旗振り役を担ってきました。今年は来場予定があったのですが、公務に追われていたようで来場しませんでした。その代わりに来場していたのがタレントの郭子乾氏。
政治家のモノマネで知られている方で、台北市の柯文哲市長、高雄市の韓國瑜前市長のモノマネ(下記URLにも出てきています)が有名です。
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=202061303423
この時はモノマネは封印し、素の「郭子乾」で登場し、花連コーヒーのPRに一役買っていました。
あるブースに並んでいた北海道の地酒
今回、特に人気があったお酒の展覧会。あるブースで北海道の地酒が販売されていましたが、最終日には一部商品が売り切れていました。
この向かいのブースには…
仕切りの壁に設けられた落書きコーナー
落書きコーナー兼仕切りの壁が設けられていました。
そこにも、2週間前の台北国際旅行展同様の日本愛に満ちた書き込みが多く見られました。
代表的なものを挙げると…
落書きの連鎖
過去に学校で習った動詞の活用を思い出させるような落書きの連鎖。
上から順に…
好想去日本(日本へ行きたい)、
我也是(私も)、
歡迎來秋田(秋田にいらっしゃい)、
秋田犬等你(秋田犬が君を待っているよ)、
北海道也不錯(北海道も悪くないよ)、
為何不是OSAKA?(何で『OSAKA』じゃないの?)、
OOSAKA是おおさか(『OOSAKA』は『おおさか』だよ)
と書き込まれています。
うれしくも微笑ましくもあった落書きの連鎖でした。
秋田1番!
秋田の地酒を販売しているブースだからかもしれませんが、秋田を高く推す落書きもありました。
秋田県とその出身のみなさんには、これが一番うれしく、励まされるのではないでしょうか。
最後に、お酒の販売ブースで酒に酔って座り込んでいる人、倒れて周囲の人たちに声をかけられている人、会場の外では車椅子に座り込んでうなだれている人を見かけました。この点も主催者の方に話を伺ったら「毎年そういう方はいますよ」ということでしたが、はじめて見た光景で驚きました。5月中旬からの感染拡大後、ものすごく制限された状況があった後でのこのイベントで、想像以上の開放感があったんだろうと推測しました。
制限があっても、通常に近い形でこうしたイベントが開けることに悦びをを感じると同時に、一刻も早く元の状況が訪れることを祈らずにいられませんでした。
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