医療用マスク着用が義務化 ドイツ2月半ばまでロックダウン
2021.02.07 up
FFP2マスクはフィット感がありますが、呼吸をする時に息苦しく感じます
ドイツでは12月からロックダウンが続いていおり、2月14日までスーパーや薬局、ドラッグストアを除くお店やレストラン(テイクアウトは可能)、学校や幼稚園は全て閉まっています。
接触制限もあり、自らの世帯に加え、別世帯の一人までとなら会っても良いとなっています。夜8時から朝5時の外出は基本的にできず、日中も理由がない不要な外出は自粛するようになっています。また、私の住むBaden-Wuertemberg州では1月25日からは公共交通機関や店舗において医療用マスク着用が義務化されました。
薬局とドラッグストアで購入した医療用マスク
家にはまだ普通の使い捨てマスクや手作りの布製マスクがあるのですが、医療用マスクが売り切れてしまっては困ると、慌てて薬局とドラッグストアで購入してきました。
FFP2マスクというコーヒーフィルターのような形をしたマスクは1枚3ユーロ(約375円)もします。使い捨てなのに値段が高いので何枚も購入するのはためらいます。使用後、洗って再利用はできませんが、80度のオーブンで最低1時間熱し殺菌する、あるいはマスクを1週間乾かしてから再利用するという情報もあります。
一方、オペマスク(タイプII、IIR)と呼ばれる3層構造のマスクは20枚で9ユーロ(約1125円)とお得です。こちらはこれまでの一般的なマスクと似ています。
いろんなマスクが出回っているためDIN番号に注意です
様々なマスクが出回っているため、工業製品の国家規格であるDIN番号で特定のものを購入するようにということです。または、正規のフィルターを使用したマスクというEUのテスト済みのCE番号のついたマスクかどうかチェックするようにということです。
ロックダウンの甲斐があってか、ここ数日の感染者数が徐々に減ってきています。田舎ということもあってか、周囲の皆さんはルールを守って、長く続くロックダウン下の日常を過ごしています。予防接種も高齢者から始まっています。しかし、新しい変異種のウイルスも国内で多数確認されており、引き続き注意が必要です。
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