フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2024.11

次の月へ
S M T W T F S
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

レガシー・ラルイ・サーカスの正面入り口

レガシー・ラルイ・サーカスの正面入り口

 2021年を迎えて2日目、バルセロナ埠頭にある地元で有名なサーカスが興行されました。

 今年は、感染防止対策の規制によりスキーなど旅行に行けなかった家族が多く、クリスマス休暇中の子供たちを連れて家族で楽しむには、とても良い場所です。

 ネットでチケットを確認すると、10日間以上先まで良い席が完売、人気ぶりが伺えました。


横から見たサーカスの建物、昔ながらの伝統を維持している。

横から見たサーカスの建物、昔ながらの伝統を維持している。

 ここのサーカスは、大変オリジナルで食事の提供もしています。
規模は小さく、近距離で楽しめるし、ショー終了後は全員で見送ってくださる、とってもアットホーム。

 とにかく、独特な雰囲気で他のサーカスとは全く違う魅力が味わえる所です。

 たぶん、その理由は歴史に関係があるので 簡単にご説明いたします。

 1911年 ニックネーム「サンアドリアンの虎」と言われるルイス・ラルイ・イグレシアスが誕生。

 小さい頃からサーカスに魅了され、独自に研究しサーカスの世界に入ります。

 彼の子に引き継がれ、サーカスの芸術遺産を生かし続け 現在で5世代!
以前からのサーカスの本質を維持して、ここのサーカスが今も世界の参考になるように努力し続けているそうです。それで独特な魅力が維持されているのですね。


料金は、座席の場所によって3つのタイプがあります。

料金は、座席の場所によって3つのタイプがあります。

 17時と19時の1日2回開場になります。

 今期は、2月28日までとなっていますが、コロナの感染状況をチェックしつつなので、確かではありません。


入り口でチケット購入の場合は、青い小さな窓が窓口です。

入り口でチケット購入の場合は、青い小さな窓が窓口です。

 中では、どのようなことをするかと言えば、巨大なボールが坂を転がり、石鹸の泡、一輪車、ダンス、パフォーマンス、バランス曲芸、空中芸、アクロバティックスケート?・・

 動物は全く出てきません。すべて人間の芸を披露してくださいます。
私の知人も通っていますが、バルセロナには、サーカスの練習をするクラブが存在します。

 やはり、地元にサーカスの建物が常に在るというのが影響しているのでしょう。

 この街は、斬新な新しいスタイルのモードに敏感でありながら、古き良き時代のモノも大切に培っているのが、大きな魅力なのだろうと思います。


外のイルミネーションは、常に変化してとても美しかったです。

外のイルミネーションは、常に変化してとても美しかったです。

 是非、機会があれば見に行ってほしいサーカスをご紹介いたしました!


レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives