メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 日本では、新型コロナ対策のために「バイキング」「ビュッフェ」形式のレストランなどは早いうちから「個別盛り付け」「取り分けスタッフ配置」などの措置をとっているようです。そうすることで、入店者各人が料理や食器などに触れたり必要以上に近づく機会を減らし、感染の恐れのあるタイミングを減らしているとニュースで見ています。
 
 メキシコも、ご多分に漏れずビュッフェ(バフェ)が大好きな食いしん坊なお国柄。実店舗を持つ人気のタコス屋さんには大抵、数種類のサルサや付け合わせのサラダ、グリルされた唐辛子や玉ねぎを好きにとっていいバーコーナーが設置されています。各人が好きなように辛さを調節したり味変を楽しんだりできるのがメキシコ料理の良いところ。ではこのコロナ対策ではどうしているのでしょうか。


 シーフードのタコス発祥店として有名で、いつもたくさんの人で賑わっているお店に来ました。先にオーダー、会計を済ませてからチケットを持って受け取り口で待ちます。それまで、カートに揚げたてのお魚やエビが乗せられているだけでしたが、すでに完全に客との間はアクリル板で仕切られています。

 付け合わせのキャベツサラダに数種類のサルサ、野菜など自由にとって良いカートでは、客が使い捨ての手袋をして人数が固まらないようにその場所専属の店員に指示されています。また、マスクをずらしている人も彼らから注意を受けています。


客が手袋をしてビュッフェ形式を継続

客が手袋をしてビュッフェ形式を継続

飲食スペース周辺では、アルコール除菌スプレーとペーパータオルを手にした専門のスタッフがいて、すぐにきれいにしています。
 
 世界中で同じく厳しい境遇に置かれている飲食業界。こういった対策経費に対してメキシコでは政府からの支援はほぼないと言っていいでしょう。しかし、各店舗生き残りのため、需要のために切磋琢磨しています。


除菌専門スタッフも忙しそうです

除菌専門スタッフも忙しそうです


マスクをちゃんとつけていないと注意を受けます

マスクをちゃんとつけていないと注意を受けます


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