フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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皆さんは、オランダのビールで「ハイネケン」をご存知でしょうか?ハイネケン社は、世界至る所に醸造工場を持っています。

そんなハイネケン社は、2018年、オリーブの木を剪定した枝のバイオマスエネルギーを利用することに着目し、スペイン南部アンダルシア州のハエン県にあった工場に、新たな機械や倉庫に投資し始めていました。

そして、とうとう21年「ゼロエミッション」工場が稼働し始めたと地元地方紙ディアリオ・ハエン紙が掲載していました。

未来が明るくなる 久々の嬉しいニュースに、シェアしたく思いました。

ビールの醸造に必要な熱エネルギーを生成するためのバイオ燃料として、オリーブの木の剪定した枝を使用します。これにより、年間2500トンの二酸化炭素排出量が削減されるそうです。これは、現在の工場からの直接排出量の100%に近いものです。

同様に、ハイネケンはその工場500万キロ以上の材料を必要とするため、オリーブの木の剪定をする農民にとってコスト削減を意味します。


ハイネケンの工場の写真(ディアリオ・ハエン紙掲載)

ハイネケンの工場の写真(ディアリオ・ハエン紙掲載)

もともとオリーブの一大生産地であるハエン県です。

 最大限の資源活用を図り、環境保全と経済発展を統一できるわけで、持続可能な発展が見込まれますね!

 また、太陽光発電所を建設し、産業施設とオフィスの電力消費量も完全に再生可能にしました。

「私たちは、地球上で最も環境に優しいビールを作りたいと思い、太陽によって生産される唯一のビールをお届けします!」と、ハイネケンのスペインディレクターは言っています。

それは、現代的で革新的であり、21世紀のニーズに合ったものですよね!
私達の未来は、この様な循環利用がより多くの産業間で取り組まれると良いのだと期待させてくれるニュースでした!





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