フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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バルセロナ市ランブラス通りの公衆電話

バルセロナ市ランブラス通りの公衆電話

 バルセロナには約550の公衆電話端末がありますが、近年 その半数は1年に1回も使用されていないそうです。
 
 長年にわたって、とても便利だった存在の公衆電話ですが、携帯電話の普及と破壊行為により、路上でのこのサービスを維持するのが、かなり大変になっているようです。


スペインで最初の公衆電話 ABCマドリッド紙 2016年11月21日掲載写真より

スペインで最初の公衆電話 ABCマドリッド紙 2016年11月21日掲載写真より

 1928年9月にマドリッドのレティーロ公園にあるフロリダパークナイトクラブに設置された電話が、公衆電話の最初だそうです。

 スペインでは、町に1000人以上の住民がいる場合、少なくとも一つの端末が必要であることとされ保証、3000人以上の市民ごとに一つの公衆電話が追加されていました。

 バルセロナで最も使用されているのは、市内で最も観光的な場所カタルーニャ広場です。

 ですが、大きな収益性はなく、ここの電話はより多くの被害と破壊行為があり、メンテナンスに、2倍の費用かかるそうです。

 デモや暴動は、毎回この広場でありますから納得できます。


公衆電話は、落書き・ガラスの破片・デバイスの盗難で、電話の状態が悪い。

公衆電話は、落書き・ガラスの破片・デバイスの盗難で、電話の状態が悪い。

 たまに公衆電話を使用している人を見ますが、殆ど蹴ったり叩いたりしているので、お金を投入したのに使用できないのだと思います。

 非常に、メンテナンスが悪いので、使用の際には お金を捨てる覚悟で試さなければなりません。


 政府が最終的に公衆電話の譲歩を更新しないと決定した場合、スペインの路上から1928年から続いたサービスが消滅します。

 これは、現在維持している会社であるテレフォニカによって確認されています。

 バルセロナ市内の路上電話のコストは120万ユーロ。破滅的なビジネスになったが、運営を維持する義務があり続けてきたそうです。

 ロンドンの赤いお洒落なテレフォンキャビンのようにして、観光事業の一環としてでも、持ちこたえてもらいたいと思うのは私の我儘なのかもしれません。

*情報提供:National Securities Market Commission(CNMV),
BG group、エル・パイス新聞



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