フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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友人から送られた電気料金が時間帯によって違うことを示す図

友人から送られた電気料金が時間帯によって違うことを示す図

 6月に入って、セニョーラの世間話はもっぱら「電気料金」についてです。
というのは、昨年からのパンデミックにより多くの人々が収入減に陥ったのに、追い打ちをかけるように、一般市民にとっては切り詰めることのできない電気料金に対し、スペイン国営電力会社が6月1日より大幅な値上げに踏み切ったからです。

 私は、友人Dさんが、「気をつけて!洗濯は、真夜中の24時以降、または週末にするのよ!」と、アドバイスしてきたので、知りました。

 今後、時間帯変動制料金となるということですが、日本の深夜料金が存在するというレベルではなく、かなり細かく分けられているのが特徴的です。


月ごとに電気料の高低が一目でわかる表

月ごとに電気料の高低が一目でわかる表

 また、スペインの電気料は地理的にも影響し、内陸部や島などゾーンによって異なります。

 季節にも応じていて、冷暖房器具が使われない春と秋の時期がリーズナブルになります。

 電力網の使用を最適化するために料金を変更し、最も需要の多い時間帯により多くの消費にペナルティを課すことを理由と掲げていますが、この結果 大きな値上がりが免れないのではないかと皆が危惧している様子です。


スペイン政府から提示された時間帯変動タイプ電気料金の知らせ

スペイン政府から提示された時間帯変動タイプ電気料金の知らせ

 しかしながら、この様に『この時間帯は、消費料金が安くなる!』と大々的に公表することにより、集中してエネルギー消費するのを避けることにつながり、一人一人が地球の未来のためにできることをすることになります。
みんなで一つの目標である資源やエネルギー問題、地球温暖化防止のため、頑張れたらいいなと思いました。




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