フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2024.11

次の月へ
S M T W T F S
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

6月26日からマスク着用義務解除となった街の様子

6月26日からマスク着用義務解除となった街の様子

 あなたは、ワクチン接種にYes or Not ?

 2021年、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は世界各地で進んでいますね。

 この接種は私たちに平安を与えてくれるもののはずでしたが、周囲の様子はそうではありませんでした!

 確かに、ワクチン接種が済んでいる人は、「感染しにくい」、「罹っても重症化しづらい」という上に、外国への出入国がPCR 検査なしでできるなどの色々な利点があります。

 ですが、欧州は特にワクチン接種に反対の考えを持つ人が多いという点が問題でした。

 接種するか否やで、家庭内、職場内、交友関係において、きしみが生じ不調和な関係になったり、関係に亀裂が入ったりしているのです。
そして、それはかなり深刻化している場合もあります。


 最近、ワクチン接種に関心は大きいのに、質問はタブーというのが暗黙の了解のようになっています。

 私がそれを口にすると、大概、「そっ、そうだよね~!…」と、実は話したかったようで、怒涛の如く彼らのワクチン接種に対する意見を話し始めます。

・Pさんは、ご主人さんが接種希望でPさんの分も予約してしまったそうです。

Pさんはワクチンに対してまだ不安で決めかねている状態なのに、夫が勝手に予約したので対立。
絶対折れない彼女の夫は、「お前が接種する現場に立ち会うからな!逃げるなよ!」と言っているそうです。

 現在 角突き合わせる状態で、彼女は暗い。

・日本人とスペイン人のカップルのHさん。
接種に対しての意見の相違で、相手の親や義理の兄妹ともぶつかり合ったそうです。
折り合いが悪くなり、離婚話もちらつき、これは従うしかないみたいな状態で、可哀そう。

・自分自身のことは本人の意見を尊重してくれたが、子どもの接種においては、自分の考えを譲りたくないという夫と険悪なムードになっている友人Aさん。

 他に、何とか話がおさまったという人も、何らかの『わだかまり』を感じ続けている様子です。

 2020年に広がったパンデミックの影響で、会社や学校に行けず 家族全員が家の中で過ごす時間が急に増えて、家族間問題や離婚問題なども今までよりも多かったと聞きます。

 2021年 行動規制がやっと終わったというのに、皆にとって予想外の『紛擾』が続いる。





レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives