台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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あるホテルのブースより

あるホテルのブースより

 11月4~7日に台北國際旅展が開催されました。

 過去2年は来場者が大幅に落ち込んだだけでなく、開催規模も大幅な縮小を余儀なくされました。それでも、未来に向け新しい方向性や可能性を模索してきましたが、今年は過去2年にはない盛況ぶりでした。

 


チャイナエアラインの舞台にて

チャイナエアラインの舞台にて

 その理由としては、10月13日からの入境制限の緩和で移動の自由度が上がることが一番に挙げられます。

 過去2年ほとんど見かけなかった航空会社の出展も見られました。


スターラックス航空

スターラックス航空

 航空会社の中でも一番目をひいたのは、スターラックス航空。

 大きいブースを設け、グッズ販売、機内の座席体験などを行っていて、日曜日の6日には、ブース前に長い列ができていました。

 今回、出展した旅行社が販売しているツアー商品の航空会社に「星宇航空」という台湾での表記名が目立っていましたが、その効果もあったように見えました。

 感染拡大期でも下を向かず、着実に地歩を固めていった成果がせているようにも見えました。


嘉義縣のブースより

嘉義縣のブースより

 その場で食べられる食べ物も以前ほどではないにせよ、販売されるものが増えました。また、ホテルのブースでもレストランのお食事券の販売促進のために、土日限定で試食を提供するのですが、これも復活させていたところが目立ちました。

*食べながらの参観は厳禁です。


ゲームも充実

ゲームも充実

 台湾の観光関係のブースでは、ゲームが充実していて、その結果に応じてオリジナルマスクや筆記用具などがもらえる企画を実施していました。

 今年の来場者数は、4日間で19万5366人。前年比で71.7%増でした。特に初日(金曜日)3万572人、最終日(月曜日)4万399人と最終日が初日を上回る来場者で、過去にはなかったうれしいことがありました。

 主催者側もこれには大喜びで、久々の達成感に浸っていました。

 今後、旅行業はどこまで回復するでしょうか。


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