メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 メキシコ中央のグアダラハラは、10~5月までは雨がほとんど降らない乾季となります。

 ほとんど降らない、と言うのは文字の通りで、この半年間雨が降るのは12~1月に訪れる数日の間だけ。しかもシトシト降る程度なので湿度に変化はほとんど見られません。草木も大地もカラカラに乾燥し、毎日湿度30%台が続きます。

 乾燥によって喉や呼吸器を痛める人も多い時期です。

 特にこのクリスマス~年末年始の時期は大気汚染もひどくなるので、呼吸器が弱くない人でも屋外では辛いことも。


郊外から市街地に向かうと一目瞭然

郊外から市街地に向かうと一目瞭然

 なぜこの時期に大気汚染か。

 州の環境衛生担当省は、「お祝いの花火や屋外パーティでの焚き火、野火、家族の集いでの屋外焼肉が原因」としており、該当期間のこれらの活動を控えるよう市民に呼びかけています。


野焼きの習慣も原因の一つ

野焼きの習慣も原因の一つ

 確かに、郊外から都会に向けて車を走らせていると大気汚染の様子は一目瞭然。グレーの層によってすっぽり覆われている都市部が見えますし、また、大気の汚染具合も呼吸のたびに感じてしまいます。

 市民の健康問題に直結するこの大気汚染。

 州政府はどんな対策を考えているのでしょうか。




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