台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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レセプションの様子

レセプションの様子

 1972年の日中国交正常化に伴い、同年12月に今の日本台湾交流協会が設立され50周年を迎えました。それを受け、12月1日に台北市内のホテルで、設立50周年祝賀レセプションが開催されました。


 撮影は、開始前の来賓の接客時と主賓と来賓あいさつ、乾杯の様子だけでしたができましたので、その様子を紹介します。


王金平元立法院院長(国会の議長に相当)

王金平元立法院院長(国会の議長に相当)

 レセプションの来賓は、私が把握している限りでは、政財界、文化関係から多くの人が訪れました。

 その際、見かけた王金平元立法院院長は、1992年に設立された「中日國會議員聯誼會」に携わり、2002年に超党派の「台日交流聯誼會」に変わってからは2016年に名誉会長に就任し、日本と台湾の議員交流を促進してきた功績、2011年の東日本大震災時の支援のサポートが認められ、昨年11月に旭日大綬章を受賞した方です。

 他にはNHKの鎌倉千秋アナウンサー、國民党の朱立倫主席らを見かけましたが、朱主席を見かけたのはホテルの入口でした。乾杯が終わってから会場を後にした様子でしたが、選挙で好結果を残した後だったこともあってか、祝福の言葉に終始上機嫌でした。


泉裕泰代表

泉裕泰代表

 レセプションは、日本台湾交流協会の泉裕泰代表のあいさつから始まりました。

 泉代表から語られたあいさつから、日本と台湾が歩んだ50年がどのようなものだったかを知る機会となり、今後更なる友好関係が構築されることを祈らずにいられませんでした。


スピーチの後ろには字幕も

スピーチの後ろには字幕も

 泉代表をはじめ、台湾から二人が壇上に上がり、祝辞を述べましたが、話者の後ろには、来賓に合わせ、英語、日本語、中国語の字幕が表示されていました。

 これによって、通訳による中断がなくなり、円滑にレセプションが進むようになっていました。


乾杯の様子

乾杯の様子

 その後、動画で日本台湾交流協会の大橋光夫会長、日華議員懇談会の古屋圭司会長がスピーチを行い、最後は乾杯で締め、来場者による歓談の場となりました。

 2年前に李登輝元総統、今年7月に安倍晋三元首相と、これまで日台関係を促進してきたお二人が他界し、新たな局面を迎えそうな予感ですが、100周年に向けて、どのように歩んでいくでしょうか。


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