あけましておめでとうございます 新北市淡水より
2022.01.05 up
新北市淡水・漁人碼頭で見られる夕陽
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2021年の大晦日は、新北市淡水區の漁人碼頭で迎えました。
気温は10度台中盤だったものの、当日の天候はくもり気味。また、海の近くで強風が吹き込んでくるので、日本で売られている冬物のコートでなければ、長時間その場に滞在できない感じの気候でした。
今回の花火は、現在建設中の淡水と八里を結ぶ淡江大橋が舞台で、相関するイベントは近くにある観光スポットの漁人碼頭で初めて行われました。
序盤の花火
最大の特徴は、花火の打ち上げ時間。8時21~22分開始と中途半端な時間からでした。なぜこの時間から開始なのか理解に苦しみましたが、新北市のプレスリリースなどをもとに考えると、8時21、22分は20時21、22分となるので、西暦の年数である「2021」、「2022」に合わせていたようです。
これは私の推測ですが、年越しに花火を行うと、台北101の年越しカウントダウンライブから帰る人たちと重なるので、終日運行になる台北MRTが大混雑して人をさばけなくなる事態を避ける狙いもあったようにも感じました。
【参考】
https://www.ntpc.gov.tw/ch/home.jsp?id=e8ca970cde5c00e1&dataserno=fac6f6d5a84a86a874877150ce9d395c
https://www.cna.com.tw/news/ahel/202012090252.aspx
花火中盤の様子
花火の時間は13分14秒。
今回のテーマに「1314」という数字があり、そこから来ていると見られますが、「1314」は「一生一世」と発音が似ているところから来ており、「一生あなたを愛す」という愛を表す意味のネット用語だそうです。
13分14秒もあると、将棋ではありませんが「序盤、中盤、終盤」という感じの花火の構成になり、「これでもか!」感が半端なくありました。
建設中の橋を最大限使いました
建設中の淡江大橋は、全長約920mありますが、建設中で中央がまだつながっていない状態とはいえ、橋の長さを最大限生かした花火は壮観で、2024年予定の開通に期待を持たせるのに十分な役割を果たしました。
今年もよろしくお願いします
新北市淡水區での年末の大がかりな花火企画は初めてでしたが、周辺住民の話や来場者の様子を見たり聞いたりした限りでは概ね好評で、過去に紹介した板橋區のクリスマスランドのように今後も継続される予感がしました。また、企画した新北市の職員のみなさんも、大きな達成感を感じられたのではないかとも思いました。
2022年も、過去2年同様試練の1年となりそうな予感がありますが、日本のみなさんにとって少しでも有意義で実りがある1年となることを祈ります。
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