台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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会場全景

会場全景

 2019年2月に開催されて以来、新型コロナウイルスの感染拡大で開催されていなかった台北国際ブックフェアが6月2~7日に開催されました。2020年2月にも開催を予定していましたが、感染拡大が始まった時期だったため、同年5月7~12日に延期したものの、開催のめどが立たず中止。2021年も1月26~31日に予定していたものの、再度中止。今回は「3度目の正直」といった感じでした。

 2年4ヶ月ぶりとはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大が「収まっている」といえる状態でもなく、主催者も出展者も緊張感がある中での開催となりました。

 本来なら世界貿易中心の1、2階の展示場を使用しての開催でしたが、1階の展示場のみ使用しての開催となりました。実際に会場を回ってみても、過去に見かけた大手出版社は出展しておらず、通路も広々、販売促進のタイムセールの掛け声もなく、寂しい感じでした。

 漏れ伝わってきた話では、出展を見送った一部のところは感染拡大が収まりそうな8月辺りの延期開催を提案したそうです。しかし、夏休みの期間は会場も他の団体に押さえられていて、延期できなかったのではないかと推測しています。加えて開催期間は6日間。設営、撤収の期間をみても10日前後押さえていないといけないので、変更は難しかったように感じました。

 また、過去2年延期と中止を重ねていたので、再度変更、中止するのも困難だったのではないか、とも推測しています。


入場時にくぐる消毒ゲート

入場時にくぐる消毒ゲート

 現在のイベント開催で、どうしても欠かせない感染対策。

 入る時は、検温、手の消毒に加え、消毒液のミストが飛び出るゲートが設けられました。上の写真のは、6月3~5日の台北市のドラゴンボートレースの選手がスタート地点に向かう際に通るゲートにも設けられていました。


ビニール手袋の口に風を吹かせ、手を入れやすくする機械も

ビニール手袋の口に風を吹かせ、手を入れやすくする機械も

 ゲートを通った後に設けられていたのが上の写真のもの。

 右のマスクは成人用と小児用と2種類用意され、入場チケット購入者に配られました。

 左の機械は、ビニール手袋に手を入れる際、手前のセンサーに手をかざして手袋の口に風を吹かせ、5歩指のところに空気を入れて触ることなく手袋を両手に装着できるようにするものです。

 私も試しに使ってみましたが、手前のセンサーがなかなか反応してくれず、そばにいたスタッフの方にお願いしました。手袋の口に風を吹かせても、手がスムースに入っていかず、結局2枚とって、別のところで入れ直しました。

 ちなみに、ここでビニール手袋をつけている来場者、手袋をつけたまま会場を回っている来場者を見ることはほとんどありませんでした。

 実際、外が30℃を超える中、通気性がよくないビニール製の手袋をつけているのは、手が蒸れるので、仕方がないかな…とも思いました。


各ブースで使用可能な100元(約453円)の割引券

各ブースで使用可能な100元(約453円)の割引券

 もう一つ、入場チケット購入者に配られたのが、100元の割引券。

 各ブースで使用可能で、100元の割引が受けられるものですが、ブースによっては使用を促すために、割引サービスを充実させていたところもました。

 この割引券は20万枚配られましたが、単に来場者の消費を刺激することだけではなく、出展した各ブースがこの券と引き換えに現金を受け取れる仕組みになっていて、過去2年あまりの感染拡大で影響が出た業界への給付金を支給する目的もあります。同時に、開催前に出展を渋る腰が重い業者たちの背中を押す役割も担いました。


宣教師もマスク!

宣教師もマスク!

 場内はマスク着用が義務付けられているということで、キリスト教関係の書籍を扱っているブースでは、イラストの宣教師もマスク姿。キャラクターの立て看板もマスク姿。一部ブースの記念品にもサージカルマスク。中にはオリジナルのサージカルマスクを販売しているところもあり、感染拡大が影を落としている感じでした。

 


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