4年ぶり開催のアダルトエキスポ(TAE)
2023.06.07 up
会場前に設置されたバナー
過去8回開催されたアダルトエキスポは、こちらでもその都度紹介していますが、新型コロナウイルスの感染拡大で2019年を最後に開催が止まったままでした。昨年10月13日に入境制限が緩和されて以降、今年に入ってから台湾内の感染対策も緩和されつつありますが、それを受けて4年ぶりの開催となったようです。
私は最終日の5月1日に行ってきましたが、こうしたイベントに飢えた人たちだけでなく、日本からゲストを追いかけて来たであろう観光客と思しき人たちの姿が散見されました。
メインステージの様子
チケット料金は700元(約3060円)と他のイベントよりも倍以上の価格設定で、18歳以上の証明ができる身分証必携というイベントですが、日本からたくさんゲストが来るだけでなく、運が良ければ交流の機会もあるので、興味がある人にとっては一見の価値があるイベントでもあります。
中を見たら、アダルトグッズやゲストの写真集やDVDなどの販売もあり、中にはゲストとの交流ができる体験なども販売されていました。
会場の奥にあるメインステージを見ると、活動開始前にカメラを持参してきた人たちが脚立を使って撮影位置を確保していて、始まったら上の写真のような盛況でした。
ゲストの台湾人女優たち
私個人がお目当てにしていたのが、台湾人女優の呉夢夢さんです。
以前、YouTubeでご本人のインタビュー(参考欄)を見たことがあり、それから興味を持っていた方です。
あるブースの有料VR体験で、呉夢夢さんの作品を鑑賞できるということで、体験してきました。鑑賞中、体を触られる感覚があり、作品内容と合わせてドキドキしていたんですが、VRの装置を外してびっくり。ご本人が目の前で座っていて、「どう、よかった?」と聞かれたので、思わず首をたてに振り「あ~、よかった! よかった!」と返答しました。
他のところでもご本人の様子を見ていましたが、日本の80~90年台に深夜の時間帯に放送されていたバラエティ番組で、「お色気」を担当していた女優がテレビ(現在だとモニターでしょうか)からそのまま出てきたような感じの行動と佇まいに加え、懐かしさを漂わせている感じでした。「台湾で1番人気の女優」ということだそうですが、ご本人の姿を見て、納得できました。
YouTube内のインタビューを見ていると、日本の作品にも出演願望があり、憧れの日本人男優や女優の名前も上がっているので、その方々と共演が実現し、作品化されるかも今後注目したいです。
【参考】
https://youtu.be/nBHX-ac2fS0
https://youtu.be/ElyOyvIqGeI
北野翔さんが残した直筆サイン
今回の会場で多く見かけたのが日本から来たゲストたちが残したサイン。そこにはたくさんの感謝の言葉が綴られていました。
上の写真は男優の北野翔さん。
イベント開催期間中、熱心なファンに囲まれ、歓迎も受け、充実した日々を送っていたことを感じさせるものでした。
出口前にあった栄川乃亜さんのサイン
サインだけでなく、「台湾愛」を伝えるメッセージも残されていました。
こちらでは栄川乃亜さんの写真だけになりますが、「台湾に来られてよかった」、「また来たい」と過去3年間全く見られなかったメッセージもたくさんあり、日本と台湾の往来が戻りつつあるんだなぁ…としみじみ思いました。
メインステージの男優の活動の時、舞台に上がったファンが間近であこがれの男優と交流できたことで感激して涙ぐむ、という光景がありました。過去には、ゲストで来ていた波多野結衣さんと大槻ひびきさんが来場者たちの歓迎ぶりに涙ぐむ姿もありましたが、こうした感動にはジャンルも国籍も立場も関係ないように思いました。テーマがテーマだけにマイナスの感情を持ち、不快に思う人もいるかもしれませんが、意外とこのジャンルも文化的側面から立派に日本と台湾の架け橋になっていて、見下して看過できない存在になっていると思いますが、みなさんの感想はいかがでしょうか。
【参考】
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201398232842
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20111010153638
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