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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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開催期間中の日曜日に設けられる「希望市集(ファーマーズマーケット)」

開催期間中の日曜日に設けられる「希望市集(ファーマーズマーケット)」

 3月31日から新北市新店區にある碧潭で、「2023碧潭水舞」というイベントが開催されています。目玉は、毎晩18時30分~21時45分に開催されているウォーターーショーですが、他にも色々催し物があり、地元の人以外にも楽しめるイベントが企画されています。

 その中でも、私は5月7日の19時15分から3分だけ行われる予定の花火に注目していて、その様子を見てきましたので、紹介します。


花火の2時間以上前に置かれた三脚

花火の2時間以上前に置かれた三脚

 花火の会場で必ず見かけるものが三脚。同時に、場所を確保するためにも使われることが多いものですが、今回もしっかりありました。

 碧潭には、景色を楽しみながら飲食が楽しめるエリアがありますが、景色が楽しめる位置の多くは飲食店での消費が必要なところが多く、設置は簡単ではありません。しかし、少しだけある子供用の有料遊具が置かれているところには、こうしてずらりと並べられていました。


18時30分からの噴水ショー

18時30分からの噴水ショー

 しばらく碧潭を散策し、撮影できそうなところを探していて、見つけたのがウォーターショーの装置前の一角です。大体17時30分ごろからこの位置を確保していましたが、ショーが始まる10分くらい前から人が集まり始め、話し声も大きくなり始めていました。

 ショーは5分程度でしたが、レーザー光線で新店の魅力を伝えるような絵柄も映し出され、さまざまな形で噴射される噴水も迫力があり、「映える」が撮りたい人にはおすすめできるところでもありました。


花火開始時

花火開始時

 花火は、19時から19時30分の間の「3分間」と発表されていましたが、会場に着いたら「19時15~18分」とあり、近くにある吊り橋は安全確保のため、花火の時間の3分を含むおよそ15分間使用禁止になっていました。

 花火は、碧潭の水上に上がっていて、過去に見た花火よりも近くで打ち上げられているように感じ、迫力がありました。

 しかし… 

 上の写真を見て、薄々気づいている方も多いと思いますが…


煙が…

煙が…

 煙と火薬の臭いが風に乗って、思いっきり私がいるところにやってきて、撮影中に少しゲホゲホと咳をしながら撮影していました。いつもながら、風向きまで予測して撮影位置を確保していないからこうなるのですが、三脚で場所を確保していた人たちは大丈夫そうだったので、そこだけが本当に悔やまれる撮影になりました。

 とはいえ、早い段階で場所を押さえると、身動きが取れなくなり、イベントの詳細がわからなくなってしまう怖さもあるので、本当に悩ましい花火撮影でした。

 「2023碧潭水舞」は、5月28日まで開催中です。
 碧潭は、MRT新店駅から徒歩数分で到着しますので、興味のある方はいかがでしょうか。

【参考】
https://newtaipei.travel/zh-tw/calendar/detail/1940


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