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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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古城と色とりどりのバラの花

古城と色とりどりのバラの花

 1年おきに開催される仏語圏フリブール州、エスタヴァイエ・ル・ラック(Estavayer-le-Lac)村の「バラ祭り」を久しぶりに訪れました。

 前回の2021年は新型コロナの影響で中止となっていたため、今年無事に祭りが再開されて嬉しかったです。


エスタヴァイエ・ル・ラック村の旗には赤いバラが描かれています

エスタヴァイエ・ル・ラック村の旗には赤いバラが描かれています

 2013年から1年おきに開催されている、バラの花がテーマの祭りで近隣から毎回多くの人々でにぎわいます。小さな村ですが旧市街がとても中世的で、咲き誇るバラの花とマッチします。

 バラ祭りの歴史は浅いとはいえ、この村のモチーフはバラの花。村旗もバラで1502年から村の紋章としてこの花が用いられているのだそう。

 スイスには、このようにバラの花がモチーフとなっている市町村が結構あります。一見バラの花に見えないかもしれませんが、私たちが想像するモダンローズではなく、野生種が描かれているからなのでしょう。


バラの花の小道

バラの花の小道

 過去にも一度来たことがあるこのバラ祭りなのですが、今回久しぶりに来て、規模がやや大きくなったこと、そしてバラのみならず、そこから花全般、ガーデニングにまで範囲を広げていた印象が強かったです。

 フードスタンドや屋台も、バラ関連商品に特化しておらず、お祭り全般や市場で見られるような商品が多く販売されていました。

 そんな中食べたローズアイスは、ほんのりバラの香りがしてとても爽やかで美味しかったです!でも暑かったので食べる前からあっという間に溶けていってしまいましたが…(苦笑)。


バラをテーマにした展示のコンテストも行われていました

バラをテーマにした展示のコンテストも行われていました

 その他吹奏楽などのコンサートやガーデニングコンテスト、バラの即売会といった様々なイベントが行われていて楽しそうな雰囲気でした。

 村のいたるところに植えられ、飾られた色とりどりのバラたちに見とれていましたが、ここ数年はスイスも温暖化だからか、今年のバラは開花が早かったようで、6月中旬なのに既に終わりかけているものもありました。


バラ祭りの村の様子

バラ祭りの村の様子

 毎回6月中旬に開催されるこのお祭りも、そのうち2週間ぐらい時期を早めて開催されるようになるのかもしれませんね。


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