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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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一部工事中の蘆洲・微風運河

一部工事中の蘆洲・微風運河

 今年は6月22~25日に端午節の連休が設けられました。
 
 端午節といえばちまきを思い出す人も多いのですが、私は毎年行っているドラゴンボートレースです。今年は、新北市が22・23日、台北市が22~24日に開催され、私もその様子を見て来ました。

 まず訪れたのは、新北市会場。

 数年前から蘆洲・微風運河で行われていますが、今年は上の写真のように工事中のところがあり、移動が少々不便でした。同時に、過去この辺りに設けてあった屋台もなく、過去の感染対策で制限を設けていた時のような感じになっていました。


新北市・候友冝市長

新北市・候友冝市長

 新北市の初日・22日は、午前中に開会式が行われ、候友冝市長も訪れ、れ、あいさつを行いました。ちなみに、候市長は、来年1月に行われる総統選挙の國民党の公認候補として名前が上がっています。

 選手宣誓時には、第1回から今回まで13大会連続で出場している日本人男性も登場し、国際色が豊かなところを見せていました。

 開会式後、新北市議会議員チーム、新北市政府職員チーム、新北市蘆洲・五股區連合チームによるエキシビジョンレースが行われました。新北市議会議員チームには、過去に紹介した山田摩衣議員もその中にいて、1位獲得に貢献しました。新北市議会議員チームも、議会では与野党に分かれ、舌戦を繰り広げている議員たちが、この時はチームワークを発揮し、童心に帰ったような喜びを見せていました。


23日はこの空模様

23日はこの空模様

 翌23日は、決勝が集中する午後に行きましたが、上の写真のような空でした。こういう空は、しばらく時間が経ってから突然大雨が降ることが多く、注意が必要ですが、その通りの展開になりました。


ゴールの旗をキャッチ!

ゴールの旗をキャッチ!

 レースは順調に進み、最後の大型ボート男子決勝まで雨が降ることがありませんでした。迫力ある競り合い、ゴール前の攻防など、過去に何度も見た光景が繰り広げられました。


レースを終え、戻るボートを見送る応援者たち

レースを終え、戻るボートを見送る応援者たち

 しかし、終了後にパラパラと雨が降り、遠方で雷鳴が響き渡り、表彰式時には土砂降りの雨が降っていました。

 新北市のドラゴンボートレースは、各部門の上位入賞チームに賞金が出ますが、各部門、特に男子大型の優勝賞金の金額は、目玉が飛び出るくらいびっくりしました。

 しかし、それも土砂降りの雨の中、高架下での授与で、喜びが少し陰ってしまったようにも見えました。晴天の空の下、明るく弾けた各チームの喜びの表情が見られるようになれば…とも思いました。

 この悪天候、台北市のドラゴンボートレース会場にも影響が及んでいたそうですが、台北市の会場の様子は次回紹介します。


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