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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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玩具市のコーナー

玩具市のコーナー

 2019年7月に開催されて以来、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でしばらく中止になっていたサマーゲームショーが、7月14~16日に開催されました。3日間で約15万人(主催者発表)が訪れ、賑わいも4年ぶりに戻ったかのように見えました。

 今回は、その様子を振り返ってみます。

 冬休みに開催される台北国際ゲームショーとの違いは、玩具市のコーナーがお受けられていて、マニア受けしそうな商品が並ぶことです。1980年代から1990年代日本で放送されたアニメのフィギュア、アニソンを納めたCD、当時流行したゲームやおもちゃなどが軒先に並び、その時代のものをコレクションしている人たちにとって、笑いが止まらないところになっていました。


親子向けボードゲームのコーナー

親子向けボードゲームのコーナー

 ボードゲームのコーナーは過去のゲームショー同様に設けられていましたが、今回は親子で楽しめるコーナーを設けていました。ゲームも子供向けのものを揃え、土日には多くの親子連れで賑わっていました。


P l a y S t a t i o n  5のコーナー

P l a y S t a t i o n 5のコーナー

 P l a y S t a t i o n 5(以下PS5)のテストプレイのコーナーは、VRも併せて設けられていましたが、どのゲームにも長い列ができていました。
 
 人がはけ、「さあ!」と思い、訪れてみたら、スタッフから「すみません、本日は終了しました…」と無情の一言。結局、一度もテストプレイする機会は訪れず、3日間が終わってしまいました。

 PS5の性能を最大限活かしたゲームを楽しもうと思っていたのですが、それが叶わず、残念でした。


スマホ用ゲームのコントローラー

スマホ用ゲームのコントローラー

 2010年代からスマホのゲームが流行し、性能もそれに合わせるかのように上がってきていますが、硬い画面を指で長時間叩くと、痛くなってしまいます。同時に指関節を痛める要因にもなり、日常生活に影響が及びかねません。

 そうすると、このようなコントローラーがあると便利ですが、こちらは新しく開発した商品を展示し、来場者にPRしていました。使ってみた感想としては、幅広いゲームに対応しているだけでなく、使うスマホの画面が大きければ大きいほど本領を発揮するような気がしました。

 


一際目を引いた任天堂のテストプレイコーナー

一際目を引いた任天堂のテストプレイコーナー

 一番目を引いたのは、今年2月のゲームショウで出展を始めた任天堂のテストプレイのコーナーでした。任天堂の出展は、主催者の念願でもあり、2月にその悲願が達成され、ブースも好評で人が絶えない感じでしたが、サマーゲームショーでも健在でした。特に新作の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム」は、P S 5 のコーナーでも経験したスタッフからの「すみません、本日は終了しました…」の一言があり、人気の高さをうかがわせました。

 代わりに「太鼓の達人」と「釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館」の二つをテストプレイしました。中でも、「釣りスピリッツ~」の方は、専用のサオコンを使ったプレイができ、ジョイコンを使うのとは全然違う本格的な釣りが楽しめました。また、「釣りスピパーティ 大回モード」では、台湾でも店舗を広げている大手回転寿司店「スシロー」とのコラボステージがあり、釣った魚が寿司に変わっていくのが本当に楽しくて、台北市内のお店に行きたくなってしまうくらいでした。

【参考】
https://trsp.bn-ent.net
https://toy.bandai.co.jp/series/saocon/
https://www.nintendo.co.jp/zelda/botw/index.html

 任天堂は、この2週間後に開催された台北国際A C G展でも出展が予定されていますが、その様子は次回以降ということで。


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