台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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舞台の様子

舞台の様子

 12月30日~1月1日にかけて、新北市板橋區の板橋435藝文特區で、客家の親子劇を鑑賞する機会がありました。過去に少しだけ紹介しましたが、2021年の総統府で開催されたプロジェクトマッピングショーでも、見かけたものです。

【参考】

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20211020151345

 今回も総統府のイベント同様、客家委員会が主催で過去にも紹介した紙風車劇團が開催した親子劇の様子を紹介します。


特技團の登場

特技團の登場

 劇は、猿島に住む猿族と花族が疫病がきっかけで困難に陥り、解決しようとするも対立し、それを3人の子供たちが立ち上がり、双方の誤解を解き。困難を乗り越えていくというお話で、そこに特技團やレーザーを交えたミュージカル調になっています。

 そこに使われる音楽が客家由来の音楽で、使用言語も客家語がメインという客家文化の理解を深めるイベントになっています。


難しい技も難なく

難しい技も難なく

 劇中には、上の写真のようなアクロバットショーもあり、ハラハラドキドキのシーンも多くあり、子供だけでなく、大人も喜ぶようなシーンも多数ありました。


「雨馬」も登場

「雨馬」も登場

 最後は、総統府でも見かけた「雨馬」が登場し、場内を沸かせました。ただ、恥ずかしながら、この「雨馬」が移動可能なこと、高さが建物の4階分に相当するものも知らず、驚きながら様子を見ていました。

【参考】

https://bts.paperwindmill.com.tw/rainhorse-24567

https://www.rti.org.tw/news/view/id/2191203


昨年7月に鑑賞した歌仔戲

昨年7月に鑑賞した歌仔戲

 昨年7月、新北市三重區で台湾の伝統芸能の「歌仔戲」の鑑賞会が開かれました。劇は全部台湾語で行われ、舞台の左右には中国語の字幕が出てくるようになっていたので、私も内容をしっかり理解して見ることができました。

 客席を見ると、小さい子供を膝に乗せたお母さんが子供に劇の意味や言葉の意味を教え込む姿がありました。

 自治体のイベントで、伝統文化に触れる機会があること、設けていることに今の社会の多様性を積極的に受け入れようとする姿勢が感じられました。

 日本でもこのような機会はあるでしょうか。


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