フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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クリスマス後、パリ市内の各地区に設けられるツリー専用捨て場

クリスマス後、パリ市内の各地区に設けられるツリー専用捨て場

 今年パリで開催されたオリンピックで世界に、『環境に優しい選択は何か』をアピールし、より意識するようになったフランスですが、クリスマスをこよなく愛する国民でもあり、環境活動家も多いので、クリスマスが近づき、ある懸念を抱いたのです。

 『今年のクリスマスツリーをどうしようか?』と。


クリスマスマルシェで売られていた 本物の木のツリーたち

クリスマスマルシェで売られていた 本物の木のツリーたち

 それについての記事や意見が、雑誌や情報サイトによく出ていたのですが、その解決策というか、困って悩んでいた人を納得させてくれる内容が掲載されていたので、読者にご紹介したいと思います。


クリスマスマルシェで売られていた 偽物の木で作ったツリーたち

クリスマスマルシェで売られていた 偽物の木で作ったツリーたち

 結論から申しますと、本物がより環境に優しい!

 毎年購入することになるので、直感的に反するような気がしますよね。毎年伐採される一本につき新しい苗木を植え、土地を開発から保護し、野生生物の生息地を提供し、何よりも農業活動に適さない丘陵を利用しているので、その土地で収入をもたらす。生木を木材チップなどに変えてリサイクルできる。さまざまな利点があることが確認できました!

 人工樹木は、長持ちするので持続可能な選択のようですが、プラスチックは何千年も存在し海洋汚染と野生動物に害を与えるのでした。せめて、20年間は維持&使用するべきだと。

参考:マリークレール誌、20Minute、女性雑誌Deco、Greenpeace


パリ市サントノーレ通り

パリ市サントノーレ通り

 さて 皆さんは、どちらの選択をしますか? 私は、今年もせっせとツリーを運んでいる人の姿を見ては、微笑ましい気持ちになっています。

 メリークリスマス !


パリ・オペラ座の館内に飾られたクリスマスツリー。2024年12月12日撮影

パリ・オペラ座の館内に飾られたクリスマスツリー。2024年12月12日撮影


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