フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 毎年4月23日は1年で1番、バルセロナ全体が幸せオーラに包まれている日です。

 これは、実際に現地に来ていただくと良く実感できるのですが、赤いバラの花を販売する露店が街中に現れ 華やいだ雰囲気になり、黄色と赤色の縞模様の州国旗がたなびく。

 手を握り合った老夫婦が幸せそうに歩く姿や初々しい若いカップルなど、大切な人に贈るためにバラや本を選んでいる人たちであふれているのです!


 愛する女性に『薔薇の花』を捧げることは、このお祭りでとても重要視されています。

 伝説によると、サン・ジョルディはドラゴンを殺して王女を救い、その血が流れた場所に、バラの木が生じたと言われています。

 サン・ジョルディがカタルーニャの恋人たちの守護聖人であると言われているため、この日をカタルーニャ地方のバレンタインデーと考える人が多く、2月14日のバレンタインデーとは比較にならないほど特別な日なのです。


 さらに、4月 23日は、1995年にユネスコが推進した『世界本の日』です。そのため、この日には、バラに加えて、本を贈ることが、カタルーニャ文化に最も根付いている伝統の一つを記念する方法となっています。 

 通常、男性が愛する人にバラを捧げ、そのお返しに女性は本を男性に贈ります。これは、家族内でも同様です。


自分の著書にサインするラモン・ジェネ氏ら

自分の著書にサインするラモン・ジェネ氏ら

 また、この日、最新の文学作品、特別版、またはお気に入りの著者の署名や献辞を入手するのが定番になっています。

 今年は、シェフのカルロス・ソベラ氏、ジャーナリストのエイブラハム・オリオールズ氏、コメディアンのアンヘル・マルティン氏などのサインを求める長い列ができていました。
 
このお祭りの日は、本が1割引きになるので、とてもお得ですが、かなり混むので、前もって10日前から本を購入する人が増えたようです。その場合5パーセント引きです。


 この日、一日だけで年間売上の25~40%の本が売れる書店もあるそうで、書籍離れが進む昨今、日本でも、ぜひ広まってほしいお祭りですね!


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