フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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パリ五輪開催期間2024年7月26日から8月11日まで

パリ五輪開催期間2024年7月26日から8月11日まで

 近代オリンピック歴史上初めて、開会式はスタジアムで行われないパリ五輪 !

 人と違う個性を尊重するフランスらしい破格な企画に今からドキドキです。

 今年オリンピック式典は、セーヌ川沿いで行われる予定なのです。アスリートたちは行進ではなく160艘の船に乗ってパリを横断し、60万人の観客の声援を受けるだろうと想定しています。


最近の雨量のせいで濁ったセーヌ川の水

最近の雨量のせいで濁ったセーヌ川の水

 今、パリ市民の間で、もっぱらの話題となっていることがあります。

 それは、パリ・イダルゴ市長(女性)が、セーヌ川を泳ぐと宣言したからです!

 「マクロン大統領も誘ったら?」っという、ある記者の質問に、、。

 終いには、マクロン大統領も「勿論」と答えたそうです。

 まんざら本気なのだろう、マクロン大統領は自身のXでもそれについて投稿しています。

 実際に、オープンウォータースイミングやトライアスロン競技をセーヌ川で開催する公約となっているのです。

 だが、ちょうど100年前1923年から汚染のためセーヌ川では遊泳禁止になっています。

 これを解禁することはかなり難しいと思うのだが、とにかく、フランスの今年のオリンピックに対する意気込みがヒシヒシと伝わってきます。


学生たちが良く借りる最上階の屋根裏独立部屋の写真

学生たちが良く借りる最上階の屋根裏独立部屋の写真

 物事には必ず二面性があり、この五輪で迷惑を被っている例を少し挙げます。

 大家さんに夏の期間退去するように言われた賃貸契約をしている学生が多くいます。オリンピック期間は観光客に一泊数万円で貸せるチャンスを逃がしたくはない大家さんの気持ちもわかります。

 パリ市民は、オリンピックを楽しみにするどころか、その期間の急激な人口増加に懸念を抱き、パリ脱出計画や100%自宅勤務など対策をし始めています。


メトロやバスの乗車券は、現在2.15ユーロだが五輪期間中4ユーロ/660円になる

メトロやバスの乗車券は、現在2.15ユーロだが五輪期間中4ユーロ/660円になる

 前回の東京五輪で採用された野球や空手が、今回のパリ五輪の種目に入っていないのは残念ですが、日本勢が活躍する『ブレイキン』が追加競技として採用されたのは嬉しいですね。

 今年も日本のアスリートの活躍が楽しみですね!


地下鉄などが混雑するので、貸自転車Velibを利用するのも視野に!

地下鉄などが混雑するので、貸自転車Velibを利用するのも視野に!


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