フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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国際犬ぞりレース「La Grande Odyssee2025」

国際犬ぞりレース「La Grande Odyssee2025」

 寒い冬、犬たちが思い切り大自然を走ることのできる、熱気あふれるイベント「犬ぞりレース」をご存じでしょうか?

 今回、アルプスを舞台に2005年から毎年開催されている『グランド・オデッセイ』国際犬ぞりレースを紹介します!


スポンサーSUZUKIのマークがあちこちにありました

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 最も過酷なステージレースで、国際的なマッシャー (犬ぞり競技者) とトップレベルの競技犬が、オーヴェルニュ=ローヌ地方の美しい景観の中、なんと約 400キロの距離と累計標高差1万2000メートルを走ります。

 長距離なので、ツール・ド・フランスのように数日間かけて行われます。


スタートする前の最終点検を行っています

スタートする前の最終点検を行っています

 2025年1月21日午後4時から、フランス、グルノーブル近郊のプラプーテルのスキーゲレンデでの第9ステージ24が開催されました(全11ステージ)。

 参加チームはノルウエー、ベルギー、ポーランドなど、フランスばかりではなく犬と一緒に欧州各地から来ています。


ずっと先まで続いている両サイドに並ぶ観客

ずっと先まで続いている両サイドに並ぶ観客

午後4時から午後5時に、マッシャーは2分ごとに出発。

 面白いことに犬の数は自由で、5~10頭引きというゆったりめのルール。数が多ければ強いというわけではないようです。

 スマホのバッテリーに影響が出るほど会場はとても寒かった上、日が暮れて暗くなり、競技者がゴールに戻ってくるまで待っているのは大変でしたが、皆さんずーっと待っていて、最後まで温かい雰囲気の会場でした !


19時過ぎから始まった表彰式。ゴールはスタート地点と同じ場所

19時過ぎから始まった表彰式。ゴールはスタート地点と同じ場所

 ゲレンデの建物では、犬たちのドキュメンタリー映画やマスコットキャラクター「シトカ」が現れたり、イベントを盛り上げていました。

観客のアクセスを容易にするため、近郊のフロジュ村役場から無料シャトルバスが運行されましたので、多くの人たちが声援にきていて、犬ぞり競技者もその犬たちも嬉しそうでした。

私は、美しい犬たちを見つめながら、南極物語の勇敢なタロとジロを思い出していました。


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