台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

前の月へ

2025.3

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      

開場時に集まった来場者

開場時に集まった来場者

 毎年台湾の冬休みの時期に開催している台北国際ゲームショウが、今年も1月23~26日に南港展覧館1号館4階で開催されました。今年は、高校以下の学校の冬休みが1月21~2月10日、旧正月の連休が1月25~2月2日となっている影響で、開催日の設定が非常に難しかったようで、その苦労がうかがえるものとなりました。

 それでも、多くの人が早朝から並び、会場の入口前から長い列ができていたので、本当に驚きました。


最初の2日間設けられたB2Bゾーン

最初の2日間設けられたB2Bゾーン

 23、24日に設けられたB2B(ビジネス交流の場)ゾーンは、昨年と同様の規模でしたが、過去2年と比べ、日本からの出展が少なかった印象を受けました。23、24日はこのエリアを中心に見てきたので、メインの会場はそれほど注意していなかったのですが、どうも旧正月の連休と被ったことで、航空券の手配が難航した影響が出たようです。


福袋も登場

福袋も登場

 25、26日はメインの会場を回りましたが、4日間で約37万人の来場者が訪れただけあり、人が密集するエリアも散見されました。

 その一方で、会場の奥の方に設けられたボードゲームのコーナーは、比較的人が少なく移動しやすい感じでしたが、各ブースには旧正月時に集まったときに遊べるものを購入しようと、終了時刻の午後5時まで来場者が訪れていました。


P S 5も販売あり

P S 5も販売あり

 2010年台のゲームショウでは、特設ブースを設け、大々的にPRしてきたPSシリーズ。20年に中止になった影響かどうかは分かりませんが、21年の再開以降、台湾のゲームショップによる販売に比重が置かれている感があります。

 販売価格は、上の写真を参考にしていただければと思いますが、これでも売り切れが出るのは、来場者の購買意欲の高さでしょうか。

【参考】
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20212160332


久しぶりに見たもの

久しぶりに見たもの

 場内を回っていて、聞き覚えがある「三密」を思い浮かべるものがありました。上の写真は、「安心して場内を回れるよう、ソーシャルディスタンスを確保しましょう」という内容のボードですが、21、22年の開催時と全く同じものではありませんが、見覚えがあるもので、懐かしく感じました。

 今、なぜこれが出てきたのかと考えると、昨年末からインフルエンザが流行しているらしく、そういう声を多く聞くようになったからなのかもしれません。

 1月1日から、全年齢を対象としたインフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチン(JN1対応型)の無料接種が始まりました。私も1月初旬に両方同時に接種しましたが、会場でボードを見かけて、改めて感染しないよう注意しないといけないと感じたゲームショウでした。


レポーター「小川 聖市」の最近の記事

「台湾」の他の記事

  • 2 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives