グアダラハラとその周辺地域は、標高が１４００～１７００メートルほどの高原地帯。一年を通して朝晩涼しく、昼間は暑い気候です。暑いといっても湿度が低いため、日陰はひんやり涼しいのが救い。

　この寒暖差を利用して、ここ数年さらに生産数が増えているのがベリー類。生産地では品質向上と安定した生産数のために、ハウス栽培をする場所が増えてきました。

　ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーやイチゴなど。みているだけでワクワクするようなベリー類が通年豊富に収穫されています。そのほとんどがどうやらアメリカに向けて輸出されているようですが、もちろん産地の私たちも買うことができます。

　大きな交差点ではいつも数人がこれらベリー類を１リットルのプラカップに入れ、４種類を一袋にして売っていたり（１０００円ほど）、露天に並べて大箱で売る業者もいたりします。新鮮で瑞々しいフルーツは目に入るとどうしても買いたくなります。

　イチゴは木箱に入っているものを産地近くで買えば、１０００円で山のように買うことができます。

　ただ、木になるベリー類は良いとして、地面に近いところになるイチゴは要注意。あまり衛生的ではない水をかけて育てる場所もいまだに多くあるので、おいしそうとそのまま生で食べるのは危険とのこと。

　消毒液を入れた水に１０分ほど浸すか、勿体ない気もしますが加熱して食べる方が、より安全である、と食品衛生担当の方からアドバイスもいただいています。

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