フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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行進コースは、パリ20区ガンベータ広場から10区レピュブリック広場まで

行進コースは、パリ20区ガンベータ広場から10区レピュブリック広場まで

 2025年3月4日、パリ市で「プロムナード・デュ・ブッフグラ」と呼ばれる中世に起源をもつ祭りパレードが催されました。午後2時から同6時まで約4時間かけて行進します。

 この日、パリでは珍しく快晴で 気温も上がり、多くの市民が行列に参加し、観客も集まり、賑わいを見せました。


多くの子供たちは仮装して、気分はトランス状態に

多くの子供たちは仮装して、気分はトランス状態に

 今年は28回目で、今回のテーマは、『愛・平和・喜び』です。

 参加グループは、出発一時間前に広場に集まります。テーマに従うかどうかは自由です。いつでも行列に参加したり離れたりすることも出来ます。ですから、観客とのバリアもなく、行列の正面に立って写真を撮る人も続出です。

 パリのカーニバルは、自由で自発的なもので、とてもフランスらしいと思いました。


 私の感想は、若者のみならず年配の方が多く行進に参加していて、息を切らしながらも、やる気満々で 周りに合わせ踊りながら行進し続けている姿に驚きました!

 行進の後、最終地点のレピュブリック広場でパーティーが午後8時まで続き、この日の興奮を分かち合います。


風船はバカ売れで、出店の人は大喜び。大8ユーロ/約1300円。小5ユーロ

風船はバカ売れで、出店の人は大喜び。大8ユーロ/約1300円。小5ユーロ

 このパリ・カーニバルは、大掛かりな神輿とか車両を使用するわけではなく、四旬節に入る前に祝宴を行う習慣の、本来の目的にあった素朴なもので、大太鼓などの楽器を鳴らし踊りながら歩く人々がほとんどです。

 でも、その参加者数はとても多く、人々の『士気』に溢れ、独特の魅力を感じました。


 事前に参加登録は必要ありませんので、来年は貴方も参加したいと思えば、パリに来て一緒に楽しめます!

 ちなみに、来月4月6日に面白いカーニバルがあります。女性は女王の衣装、男性は女装をして参加しなくてはならないのです。これも、見逃せませんね !


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